第38話
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の攻撃を受け流せる。
回避していると言うことは直撃を受ければブウもダメージを受ける。
だが、そんなのは何の慰めにもならないわけで。
「7年も修行サボったツケが出てるじゃない…ゴテンクス君のフュージョンが解けるまで保つかな…?」
「これは計算違いじゃったのう…まあ、これで儂の努力が無にならんで済んだわけじゃが。悟林、お前助けに行ってやれ」
「へ?あ、私はもう現世に行っちゃったから…」
助けに行きたいのは山々だが、既に1日だけ現世に戻れる権限は使ってしまっているから無理だ。
「…そうですご先祖様。実は孫悟林はもう二度と現世には行けないのです…」
「んなこたあ、知っとるわい。代わりに儂の命をくれてやるんじゃ、それでお前は生き返れる」
老界王神の命を人間である悟林に託す。
それを聞いた2人は驚愕で目を見開く。
「か、界王神様の命を私に!?」
「ま、待って下さい!そ、それならせめてこの私の命を…私もそれぐらいは役に立ちたい…!」
地球に来てからほとんど役に立てていないことを気にしていたのか、界王神が代わりに自分の命を差し出そうとする。
「無理せんでいい。お前はまだ若い…儂はどうせ後千年ぐらいしか生きられんじゃろから…」
「か、界王神様…」
そして老界王神が座り、悟林に自分の命を渡してくれた。
「…では、さらばじゃ。う…!」
「か、界王神様…!」
命を悟林に渡したことで死亡し、力なく倒れる老界王神。
頭の輪が消えたことで自分が生き返ったのを確認する。
「ありがとう界王神様…!必ず魔人ブウを倒してみせるから…!」
「よし!早く行け!!」
「へっ!?」
頭に死人の証である輪が現れた途端に起き上がった老界王神に悟林は唖然となる。
「ほれほれっ!儂の死を無駄にする気か!」
「あ…はい…分かりました…」
「ほれ、お前が悟林を地球に連れていってやれ」
「わ、分かりました」
死んでも元気な老界王神に2人は唖然となりながら地球へ向かおうとしたのだが。
「あ、そうだ。潜在能力を解放した状態で超サイヤ人に変身すればもっと強くなれるかな?」
「いや、儂の能力は超サイヤ人の力も秘められた力として解放しておる。超サイヤ人に変身などしたら逆に弱くなるばかりか疲れるだけじゃぞ」
「あ、超サイヤ人含めてのパワーアップなんだっけ」
「まあ、お前ならもう超サイヤ人に変身する必要はないじゃろ。儂はお前の潜在能力を引き出したが、それをどう伸ばすかどうかはお前次第じゃ。精進を怠るんじゃないぞ」
「勿論!ありがとう界王神様!この恩は一生忘れないよ!今度地球のお煎餅とか羊羮とかのお茶菓子を贈るから!」
「あ、
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