第38話
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世界一の力…!」
「単純な腕力で魔人ブウを倒せるとは到底思えないよね」
「ああ、魔人ブウ以上ってのはちょっとなあ…」
確かに強くはなるだろうが、あの魔人ブウに腕力がついたからって勝てるとは思えない。
悟飯が変身出来るのは良くて超サイヤ人2までで、超サイヤ人3の攻撃にも耐える魔人ブウに通用しないだろう。
全員が唸っていると、界王神の背後から声がかかった。
「へっへ〜、違いますよ〜〜だ」
先ほどまで全く気配がなかった人物にそれぞれが驚いて声のした方を見てみれば、界王神と格好が似ている老人が立っていた。
「ありゃ?何だ、あの爺ちゃん……」
悟空の疑問に老人が答える。
「儂ゃあよ、おめえのよ、15代前のよ、界王神なんだな〜これが」
「え…!?じゅ…15代前の界王神様ですか!?」
「そうなんだな〜、むかーし昔よ、やたらめったら強くてよ、悪ーい奴がおってよ。まあ今の魔人ブウほどじゃあないがな〜、そいつによ、あの剣に封じ込められちまったんだな〜〜これが。儂の恐ろしさにビビってよ。そうしたんだな〜」
「あのーお爺さん界王神様…封じ込められるくらい恐れられるって…お爺さん、そんなに強いの…?」
界王神がそうだったようにこの老界王神も気が感じられないのでどこまで強いのか分からない。
「んー、お前さん。サイヤ人じゃな?戦闘力で判断するのはサイヤ人の悪い癖じゃな、そいつが恐れたのは儂のパワーではない。儂の恐ろしい“能力”なんじゃ」
「え?恐ろしい能力?何それ?」
「聞きたいか?」
「それはもう」
「ふふ〜、聞いて驚け。儂ゃあよ、超能力でよ、どんなに凄い達人でもよ、隠された力をよ、ど〜んとど〜〜んと限界以上に引き出すことが出来るんだな〜。これが、うへへへへ…聞いたことあるか?こんな能力」
「おおーっ!!」
「あー、悟飯が昔してもらったナメック星の最長老様に潜在能力を引き出してもらったのと同じ能力ね」
界王神が感心している隣で悟林は悟飯から聞いたナメック星の最長老にしてもらったことを思い出し、それを口にした。
「馬鹿もーん!ナメック星人の能力と一緒にするな〜っ!儂の能力はそんなのとは比べ物にならん威力なんじゃからな〜っ!!」
「でも見てないし、受けてもいないから比べようがないしね」
「むっ!よーし、そこまで言うのなら仕方ないのう。儂がお前の潜在能力を引き出してやるわい!後、あの剣を抜いたお前も来い!」
「え?僕もですか?」
「あの剣を抜いて振り回せるような者ならよ。儂にかかればよ。ぜ〜ったい現世一になれるぞ。しかしよ……あの剣抜いてよ、儂を出してくれるのはよ、界王神の誰かだと思ってたらよ……サイヤ人とは言え下界の人間だとはな〜
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