第38話
[1/11]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
悟林は早速2人に超サイヤ人3への変身を見せる。
拳を握り、見る間に気を高めていき、悟林の気の力で界王神界の大気が震えている。
超サイヤ人になった姿が徐々に変化を始めた。
「……ね、姉さん凄い……まだ気が上がっていく」
「ああ…」
悟飯も悟空も少々興奮した様子で拳を握り、変貌を遂げていく悟林を見つめていた。
どういう事なのかは良く分からないが、悟林の髪が伸び始め、超化時独特の、逆立つ金髪が伸びて悟林の腰より下にまで来る。
気もそれと共に成長するみたいに上がり、ただ立っているだけで、空気が震えるほどの気を発している悟林。
「これが、超サイヤ人3ですか……」
界王神も冷や汗を流しつつ、超サイヤ人3になった悟林を見つめる。
「す、凄いよ、姉さん!」
超サイヤ人2を遥かに超越したパワーに悟飯は思わず興奮してしまう。
「苦労したんだからね、これになるのは。悟飯、お父さん。いっちょやる?」
「え?や、止めておくよ……今の僕じゃあ、すぐダウンさせられちゃうだろうし……」
「はあ、お前って子は…子供の頃より根性が無くなっちゃって…お父さんは?」
「そうだな、じゃあ軽くやってみっか」
悟空も超サイヤ人2に変身して軽く手合わせしてみるが、やはり超サイヤ人3の力は圧倒的で、あっさりとやられてしまうが、悟空はどこか満足そうだった。
悟飯も悟飯でゼットソードを振り回し、修行を再開する。
「因みにお父さん、これがフュージョンだよ。ポーズが少しでも間違ってたら失敗しちゃうから気を付けてね」
悟空は悟林からフュージョンの修行を受けていた。
後にポーズは形になったものの、やはりと言うか相手に合わせるのに問題があるようだ。
フュージョンする際は相手に合わせてもらうしかないだろう。
そして修行し始めてから1日が経過した。
元々武術の素養がついているだけあって、剣術も自己流ではあるがめきめきと上達し、ゼットソードの重量に振り回される事もなくなっていた。
剣の重みで腕力が相当ついたようで、上手く剣の重みを使い、手元で細かい操作をして、素晴らしい剣術を目の前で披露してくれている。
完全に片手で扱えるようになったそれの切っ先を、悟飯は地面につき、悟飯は息を吐いて汗を拭った。
岩に腰かけている悟空と悟林が同時に拍手を送る。
「凄え凄え!よく1日でそこまで使いこなせるようになったなあ!」
「うんうん。剣に振り回されてる感じだったけど、今は使ってるって感じだよ…肝心の戦闘力は大して変化ないみたいだけどね…もしかして切れ味が凄いだけとか?」
もしそうならブウには全く通用しなさそうだが。
「よし!じゃあ試してみようぜ!まずはこの岩だ」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ