第37話
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たいね」
取り敢えず互いの情報を交換することに。
悟空と悟飯は界王神によって救出され、界王神界で手当てをされていたようだ。
界王神界で採れる薬草だからか効果は素晴らしく、酷い怪我をしていた2人が短時間で自由に動き回れるくらいには回復したらしい。
「そうだったんだ…あの、お父さんと弟を助けてくれてありがとう。界王神様」
「いいえ、キビトがいれば復活パワーで完治出来たのですが」
「キビト?」
「天下一武道会で僕と試合するはずだった人ですよ。ダーブラって奴に殺されたんです」
「ふうん、じゃあドラゴンボールで生き返らせてあげないとね。ところで悟飯、剣なんて珍しいじゃない。お前が剣を使ったのは4歳くらいの時が最後だよね。」
「えっと、この剣はゼットソードって言う界王神界に伝わる凄い剣で…手にした者に凄いパワーを与えてくれるらしいんだけど…」
「へー」
悟林から見ればどこにでもありそうな剣にしか見えない。
凄いパワーを与えると言う割には悟飯の気は以前と全く変わっていない。
「ねえ、何でお父さんじゃなくて悟飯なの?はっきり言って凄いパワー手に入れた方が良いのはお父さんじゃ…」
「潜在能力は悟飯が上だからな。もしかしたらセルと闘った時みてえな力を引き出せるんじゃねえかなって…思ったんだけどよ」
頭を掻きながら全く肝心の戦闘力に変化がない悟飯に悟空もどうしたもんかと頭を悩ませる。
「どれどれ、悟飯。お姉ちゃんにそれ貸して」
「あ、うん」
「いいっ!?け、結構重たいね…!もしかしてこれを自由自在に使えるようになって初めてとんでもないパワーを手に入れられるのかな!?」
悟林はゼットソードを振り回しながら界王神に尋ねる。
「あの、界王神様。悟飯の修行が終わるまでここにいて良いかな?」
「構いませんよ。」
「ありがとう界王神様…あの、出来れば何か食べたいんで調理場を貸してもらえないかな?材料も使わせてもらえれば…超サイヤ人3に変身したらお腹空いちゃって…久しぶりに腕振るっちゃうよーっ!!」
「本当か!?オラも腹減ったぞー」
やる気満々な悟林の表情に腹を擦りながら期待する悟空。
「悟飯も食べる?」
「うん…」
恥ずかしそうに鳴る腹を擦りながら頷く悟飯。
それを見た界王神は苦笑しながら案内してくれた。
早速調理場を借りて料理を作り始める。
「……こ、これは凄い」
界王神は目の前で展開されている料理に純粋に驚いた。
次々と作られては皿に載せられる料理。
数も多いが、盛られている量が凄まじい。
「2人共、並べてくれる」
「へーい。あ、悟林。オラ炒飯食いてえ」
「はいはい、悟飯は?
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