第37話
[4/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「き、貴様は…ようやく見つけたぞ。他の奴らはどこかな?」
「教えるわけないでしょ馬ー鹿。可愛い弟を売る姉がどこにいるっての?随分とお調子に乗ってるようだからお仕置きをしに来たのさ」
「お仕置きだって?へっへっへ…馬鹿な奴だねー。3人でも勝てなかったのに1人で僕の魔人ブウと闘うつもりなんてさ」
「はんっ、魔人ブウや手下がいなきゃただの雑魚が何を言ってるんだか?」
「…おい!ブウやってしまえ!今度こそ殺されたいらしいぜ!」
悟林の挑発にカチンと来たのかブウに命令するが、ブウは乗り気でないようだ。
「あははは!これはお笑いだ!天下の魔導師様の唯一の頼みの綱が全然言うことを聞いてないなんてね!」
「うるさい!おい!ブウ!玉に封印されたくなかったら言うことを聞け!!」
「…分かった分かった」
「へー、脅されてるようだけどあんな雑魚に従うなんて、もしかしてお人好し?」
意外そうにブウを見るとバビディが喚く。
「魔人ブウは僕の家来なんだから言うこと聞いて当然だ!」
「お前、身の程知らずの発言ばかりしてると寿命縮めるよ…お前も大変だねえ、あんな奴の命令を聞かないといけないなんて」
バビディが言う度にブウの雰囲気が変化していることに気付いた悟林は呆れたように言う。
「何をしてる魔人ブウ!そいつを殺してしまえ!玉に封印するぞ!」
「俺を封じ込めたらお前あいつに殺されるぞ」
ブウの言葉に歯軋りするバビディ。
「でも、あいつ殺してやる。良い子みたいで嫌いだもーん」
「はあ……しょうがないなあ……まあ、慣れないことをするよりはマシだね」
会話による時間稼ぎはこれ以上の続行は不可能。
これからは戦闘で時間を稼ぐしかない。
「どうやって殺そっかな〜」
「ふふ、超サイヤ人2じゃ相手にならないから…特別に見せてあげるよ…超サイヤ人2を超えた変身を…!」
気合を入れ、気を上昇させていくと悟林は超化の最終形態の超サイヤ人3となってブウと闘い、時間稼ぎを行う。
一瞬で距離を詰めて頭の触角を掴むと横っ面を殴り飛ばし、ゴムのような体質を利用してブウを何度も殴り付ける。
そしてブウを海に向かって蹴り落とすが、すぐに飛び出して気弾を連射してくる。
「(ダメージは与えられているけど…すぐに回復するか。思ったより厄介な奴だね…それにさっきの気弾の撃ち方はベジータさんと同じだ。あいつ…見せてない技や動きも闘っただけで学習出来るの?)」
攻撃を弾きながら海から飛び出したブウを見ると、ダメージはあるようだが、致命的なダメージには程遠い。
そしてブウが腕を伸ばしながら悟林の横っ面を殴るが、超サイヤ人3の気で守られた肉体にはダメージはほとんどない
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ