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ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第35話
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る。

「ビーデルのお姉ちゃんだ!」

「ふーん、悟飯の彼女…結構やるじゃない…ミスター・サタンの娘か…全然似てないね」

「確かに」

トランクスがサタンの顔を思い出して吹き出す。

最初はビーデルが圧倒していたものの対戦相手のスポポビッチが妙だ。

あまりにもタフだし、気功波や舞空術を使ったりしている。

「妙だねあいつ…あんなに攻撃を受けているのにタフ過ぎる。気功波や舞空術にしてもそう、強さと技術が噛み合ってない」

「それ、どういうことなの悟林さん?」

「あいつ…どうも自分の限界を超えた力を持っているようだね…どうやったのかは分からないけど…」

そしてビーデルはスポポビッチに一方的に嬲られ、流石にこれはと思った悟林が乱入しようとした時であった。

ヤムーと言う男がそれを止め、スポポビッチはビーデルを場外に放り投げ、そして悟飯が医務室に運んでいった。

「何なんだろうね、この違和感は…」

途中で悟空の気が会場から離れたので、恐らくカリン塔に瞬間移動に向かったのだろう。

仙豆を取りに行ったのならビーデルは大丈夫だ。

悟林はスポポビッチとヤムーに鋭い視線を送りながら大会を観戦するのであった。
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