第35話
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ろう。
「悟林さんってパパと闘ったことあるんだよね?」
「ん?うん、2回ね」
「どっちが勝ったの?」
「んー、1回目はお父さん達と一緒だったからな…実力じゃほとんど負けてたし。2回目は完敗だった。」
「本当!?やっぱりパパは凄いや!」
はしゃぐトランクスに微笑みながら悟林は何を教えようかと頭を悩ませる。
「うーん、やっぱり簡単な技からだよね…よし、2人に魔閃光を教えてあげよう。」
使い勝手が良い技と言ったらこれであろう。
かめはめ波は使えるだろうし。
「「魔閃光?」」
「ピッコロさんから教わった技でかめはめ波より威力は低いけどすぐに撃てる利点があるんだ。主に追撃に使うね…悟飯も使えるんだけど、悟飯は修行をサボってるから使うことなかったろうしね」
ピッコロは後任の神であるデンデの育成に忙しいのだろうし、悟飯は勉強漬けだから見る機会がなかったのだろう。
人気のない場所に移動して早速技の見本を見せる。
「良い?それじゃあ、まずは両の手のひらを額の上に翳して」
「「うん」」
悟林が見せたように両手を動かしていく2人。
「そして手のひらに全身の気を集める」
手のひらに気が集まっていき、充分な量になると溜めるのを止める。
「そして相手に向かって手を突き出す」
そして放たれた気功波はかめはめ波に比べれば地味ではあるものの、かめはめ波よりも早く出せた。
「これが魔閃光。私と悟飯がピッコロさんから教わった最初の気功波。さっきも言ったけど、かめはめ波より威力は劣るけど溜めがあまり必要ないからすぐに撃てる利点があるから上手く使い分けてね」
「「はーい」」
「本当ならもっと威力のある技を教えたいけど…この技は殺傷力が高いから別の技にしようか…うーん、2人に教えても大丈夫そうな技は…」
魔貫光殺砲などの殺傷力の高い技を教えたらブルマやチチから苦情が来る可能性がある。
まあ、かめはめ波を覚えてる時点でアレだが。
「気円斬…も駄目だな。あれも殺傷力高いし…」
次は何を教えようかと頭を悩ませた時、会場から歓声が上がった。
気になって見てみるとクリリンが対戦相手を一蹴したようだ。
次の対戦はピッコロがするようなのだが、ピッコロは棄権してしまう。
「え?ピッコロさん、棄権しちゃったの?」
「らしくないね、ピッコロさん。確かに気は感じられないけど少しも闘わないなんて…」
「具合が悪いんじゃないの?まあ、ピッコロさんの顔色だと分かんないけどさ」
「こらこらトランクス君。そんなこと言っちゃいけないよ?顔色が悪いのは事実だけど」
ピッコロの後に武舞台を降りる謎の少年を見遣ると次のビーデルの試合を観戦す
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