第35話
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飯食べ終わったら私が技を教えてあげるよ。それじゃ駄目?」
「え?良いの?」
「勿論、悟天もどう?」
「僕も良いの?」
「勿論、私も悟天とトランクス君との思い出が欲しいな。よし、修行の前に腹拵えだよ!」
「「はーい!」」
早速食堂に行くとそこには既に悟空達がいた。
「やあ」
「よう、悟林。おめえも飯食いに来たんか?」
「うん、もうお腹空いちゃったよ。すいませーん!ラーメン、カレー、スパゲッティ…中華まん全種類…面倒臭いな…このメニューにある料理を全種類を10人前で!」
「俺もー!」
「僕もー!」
それを聞いたクリリンは苦笑し、ビーデルは目が飛び出そうになるくらいに驚き、料理人達やウェイトレスの悲鳴が飛び交う食堂。
そしてしばらくしてやってきた料理に3人は掻き込む。
「うーん!美味しい!やっぱりご飯は材料からしてこっちの方が良いなー」
「だよなー、あの世の飯はあんまり美味くねえもんな」
あの世での食事経験者である悟空が悟林の言葉に同意する。
「あの世のご飯って美味しくないの?」
「やっぱり質かな?基本的に死人はご飯なんか食べないから食べ物はこっちより美味しくないかな?料理の腕である程度は誤魔化せるけど、同じ料理でもこっちの方が美味しいね」
悟天の問いに悟林はあの世の食べ物のことを思い出しながら言う。
「まあ、悟天があの世に来ることになるのは大分先だし、それまでこっちの料理を味わってるんだよ」
現世にいられるのは1日で、それが終われば二度と現世には戻れないので今のうちに堪能しておこう。
「女子供含めてどうなってんだサイヤ人の腹は…」
クリリンの呟きが食堂の喧騒によって消えた。
凄まじい勢いで食事を終えたサイヤ人達。
悟林達は2人の相手をしながら観戦することに。
対戦表を見て、いきなり悟空とベジータの試合に目を輝かせる。
「いきなりお父さんとベジータさんか…事実上の決勝戦だね。」
「パパとおじさんか…どっちが勝つんだろ?」
「お父さんが勝つよ絶対」
「なーに言ってんだ!俺のパパに決まってるだろ!」
「だってお父さんは宇宙で一番強いんだよ!」
「まーまー、落ち着いて。多分お父さんとベジータさんとの間に実力差はほとんどないね…どっちも天才だからどっちが勝つか分かんないよ。それにどっちが勝っても負けても、2人はそれをバネにして強くなるよ。負けた方は私と勝負してもらえるしワクワクが止まらないよ私は」
喧嘩する2人を宥めながら悟空とベジータの試合を楽しみにし、こう言ってはあれだが、負けた方とは自分とすぐに試合をしてもらうつもりである。
尻尾が健在なら嬉しそうに振っていたことだ
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