第35話
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やられないでよ悟天?」
「う、うん!」
今でも実力差を感じていると言うのに更にパワーを上げるとあっさりと言ってくる姉に悟天は唖然となるが、サイヤ人の血が闘争心を沸き上がらせる。
「それじゃあ…行くよ」
次の瞬間、悟林は悟天との間合いを一瞬で詰めて悟天の腹に拳を深く突き刺した。
「が…っ!」
腹への激痛と衝撃に一瞬頭が真っ白になり、次の瞬間には足払いをかけられて体勢を崩した悟天は足を掴まれて上空に投げ飛ばされる。
そして追撃の気弾が容赦なく放たれた。
「悟天!避けろーーー!!」
観戦していたトランクスの声に反応した悟天は自分に迫る気弾を認識すると慌てて離脱し、そして悟林の方を向いた時には姉の姿はない。
「良く避けたね。」
「えっ!?」
既に悟林は先回りをしており、悟天の背後を取っていた。
「でも残念、これで終わりだよ」
締め上げて落とそうとする悟林だが、悟天は咄嗟に超化して超サイヤ人に変身すると抜け出した。
「え!?」
予想外の超化に悟林は驚く。
「あはは…超サイヤ人になっちゃった…」
観客席で悟飯が慌てているが、構わず悟天を褒めた。
「凄いじゃない悟天。その歳で超サイヤ人になれるなんて大したもんだよ。」
「へへ」
「なら私も変身するかな」
「え?」
悟林も超化して超サイヤ人に変身すると一瞬で腹に蹴りを叩き込んで気絶させた。
「そっちが先に超サイヤ人に変身したんだから私も変身して良いよねえ!?」
悟飯が悟林を抱えて観客席に移動された。
「ちょっと何!?放しなさい、この変質者!!」
グレートサイヤマンは見た目がアレなので何も知らない第三者からすれば変質者に女の子が抱えられている状況なので善良な一般市民が携帯を取り出して警察に通報しようとしていたのをピッコロが壊す羽目になるのであった。
「誰が変質者ですか!?何で姉さんまで超サイヤ人になるんですかもう!」
「悟天は変身したんだから問題ないじゃない?と言うか超サイヤ人禁止だったの?」
「いや、姉さんはセルとの闘いでテレビに映っていたから超サイヤ人になったら……大会では超サイヤ人は禁止なんですよ」
「えー、何でそんな面倒臭いことを…」
超化は悟林を含めたサイヤ人の力の一部だ。
それなのに禁止などと言うのはストレスが溜まる。
「とにかく超サイヤ人は禁止なんだ。悟林ちゃん達はセルとの闘いで超サイヤ人の姿を知られてるだろ?もしバレたらテレビとかうるさくなるぞ」
クリリンも説得に加わってくれたことで悟林も渋々ながら同意してくれた。
「はあ…こんなことになるんだったらもっと別の日にすれば良かったな…これは何が何でもお
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