魔人ブウ編
第33話
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放置して、好戦的な笑みを浮かべながら言う純血のサイヤ人の2人。
『それは私も同じだよ。言っとくけど私も7年前とは比べ物にならないくらい強くなってんだからね。お父さん、ベジータさん、天下一武道会で試合出来ることを願ってるよ!それじゃあ2人共、またね!!』
「おう!界王様達にもよろしくな!」
こうして悟林からのあの世からの通信が切れた。
「良かったじゃない!早くチチさんや悟天君に教えてあげなさいよ」
「そうだな」
特にチチは悟林とは7年ぶりの再会となるのだから、早めに教えてやらねば。
「悟林か…良いぞ、面白くなってきた」
7年前に死んだ悟林との再戦が出来る機会が訪れたことにベジータは静かに闘志を燃やす。
「…あ、そうだ。お父さんやベジータさんも正体がバレないようにこういうコスチュームを着なければ。姉さんにも勧めた方が良いかな?」
「オラ、絶対にそんな変な格好したくねえ」
「貴様と意見が合うとは珍しいな。俺もそんな格好をするくらいなら死んだ方がマシだ。悟飯…貴様、本気でその格好で悟林に会うつもりか?」
グレートサイヤマンのコスチュームを勧める悟飯に悟空とベジータは当然のように却下する。
「え?そうですけど?姉さんもグレートサイヤマンの格好良さに驚くだろうなあ」
「…カカロット、貴様の息子なら止めろ。再会直後に殺されても知らんぞ」
ベジータの脳裏には奇抜な格好の悟飯が悟林の怒りを買い、悟飯が殺されそうになる光景が簡単に浮かんだ。
「そんなことオラに言われたってな…」
当然悟空も悟林がグレートサイヤマンの格好の悟飯を見た時の光景が簡単に想像出来たのだが、グレートサイヤマンの格好を格好いいと言っている悟飯には通じないのだ。
「あの人が悟飯さんのお姉さん?」
「そうよー、あんた滅茶苦茶可愛がられてたんだから。とにかく伝えられる人には伝えてきたら?」
「そ、そうだな。よし、行くぞ悟飯」
「は、はい!」
悟空はトラックをカプセルに戻すと、舞空術で早速師匠と親友夫婦が暮らすカメハウスに向かう。
「へえ、悟林ちゃんか…懐かしいな。良かったじゃないか、久しぶりに家族が揃うんだし」
1日だけとは言え、7年前に死んだ親友の愛娘が帰ってくることをクリリンは素直に喜んだ。
「ああ、クリリン。おめえも天下一武道会に出ねえか?」
「え?俺も?どうするかなあ…悟空達が出るんじゃ絶対優勝出来ないしな〜」
若い頃を思い出して久しぶりに天下一武道会に出てみたい気持ちがあるが、サイヤ人の面子が出場するのなら優勝出来る可能性は0なのでクリリンは悩んでしまう。
「出場するべきですよ!5位まで賞金が貰えるらしいですよ!」
「どれぐらいの賞
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