魔人ブウ編
第33話
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出来るようになりゃあこれや舞空術を使えるようになっぞ。まずおめえは気のコントロールを覚えねえとな。悟天と悟飯もやっぞ。特に悟飯は気の練り方が雑になってっからな」
ビーデルと一緒に悟飯と悟天の気のコントロールも一緒にやってしまおうと思ったのか、まずは瞑想をやらせることに。
悟飯と悟天は元々気の扱いは出来ているので、悟空は焦って気が乱れているビーデルに注意する。
「あー、駄目だ駄目だ。気が乱れてっぞ。あんま体に力入れんな。落ち着いて集中しろ」
「は、はい…」
取り敢えず今日は何とか浮くくらいにはなれた。
やはりビーデルは武道をやっているだけあって習得が早い。
「じゃあ後はおめえが教えろよ」
「え!?僕がですか?」
「おめえの恋人っちゅう奴なんだろ?おめえが面倒見ろよ」
「ちょっ!?お父さん何言ってるんですか!?お父さーん!?」
昼食の時にビーデルがお嬢様だと知った時のチチの言葉を信じたらしい悟空の言葉に悟飯は慌てて訂正に向かうのであった。
悟空達がパオズ山でビーデルを交えて修行している時、ベジータもまた天下一武道会に備えてカプセルコーポレーションの重力室で修行していた。
セルゲームの時よりも格段に強くなっているであろう悟林と、ライバルである悟空との対戦のことを考えると自然とベジータの修行に熱が入った。
そんな父親であるベジータを見ながらトランクスは高重力に耐えながらゆっくりと足を動かす。
そんなトランクスを見て、ベジータは口を開いた。
「無理をするなトランクス。部屋から出ていった方がいい。お前にこの150倍の重力はとても無理だ。」
戦闘力は高くとも、まだ幼いトランクスを案じて部屋を出ていくように促すが、トランクスは必死に足を動かす。
「夕べ、悟天君から電話があったんだ。悟天君も天下一武道会に出るって…だ、だから僕も出ようと思って…」
「ふふん…まるでお祭り気分だな」
笑みを浮かべるベジータだが、次の瞬間にトランクスの口から信じられない言葉が出た。
「や…やっぱり、このままじゃ辛いや…超サイヤ人になろっと…」
「何!?」
その言葉に驚いた直後にトランクスが超化して超サイヤ人に変身した。
それを見たベジータは我が目を疑う。
「あ…あいつ…何時から…伝説の戦士と言われた超サイヤ人に……いや、あいつのような前例があるんだ。有り得んことではない…か……トランクス」
「はい」
驚きはしたベジータだが、悟林も6歳と言う年齢で超サイヤ人に変身した例があったことを思い出し、重力室を軽々と動き回るトランクスを呼ぶ。
「カカロットの下の息子もなれるのか?…超サイヤ人に…」
「はい…」
ベジータの問いにトラン
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