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おぢばにおかえり
第六十七話 春休みが終わってその三十四

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「どうも」
「そういえばそうだよね」
「はい、おぢばがえりのピッキーもいますし」
 ひよこみたいな鶏の黄色いマスコットです、妹さんもいます。
「他にも色々と」
「おぢばがえりになると一斉に出て来るね」
「そうですよね」
「本当に多いね、マスコット」
「はい、何か奈良県のマスコットって怖いですけれど」
 あのせんとくんです、新一君に至ってはせんとくんはマスコットじゃなくて妖怪だとか主張しています。
「おみちのマスコットは可愛いですね」
「どのキャラもね」
「そのことはいいことですよね」
「僕もそう思うよ、それで阿波野君あのカレーが好きだから」
「毎週日曜は、ですか」
「お昼は絶対にここでカレー食べてるよ」
「そうなんですね」
「それもかなりね」
「あの子食べますよね」
 このことは私も知っています。
「結構な量を」
「育ち盛りでしかも身体大きいからね」
「すらりとしてますけれど」
 それでもです。
「一七八ありますし」
「だから食べるよ」
「そうですね、ただ食べますと」
 うちの教会でもでした。
「あの子すぐに動きますね」
「売詰所でもそうだよ」
「お昼の後片付け手伝うんですね」
「修養科の人達と一緒にね」
「ひのきしんは真面目ですね」
「そのことはいいことだね」
「中には全く動かない人もいるからね」
「人に押し付けて」
 そうした人も見てきました、正直言いましてそうした人を見ていますとああはなりたくないものだといつも思います。
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