第29話
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ろけた隙にセルが追撃を繰り出すが、悟空はそれをかわして上空に蹴り上げてセルの背後を取ってリングに叩き付けようと拳を振り下ろすが、セルはそれをかわして悟空の背後を取り、逆に叩き付けてやろうとしたが、悟空も咄嗟にそれをかわす。
即座にセルとの距離を取る悟空。
「やるじゃないか本当に…ここまで楽しめるとは正直思わなかったぞ。この闘いを場外負けなどで終わらせるのは惜しい」
「え?」
「場外負けと言うのは…ルールから外そう。私達には何の意味もない」
セルがリングに向けて手を向けた。
「何だ!何をする気だ!?」
悟空はセルの手のひらに集まる気に、セルが何をするつもりなのかを理解して地上の仲間に向かって叫んだ。
「みんな、リングから離れろーっ!!」
次の瞬間、セルゲームのリングが破壊された。
セルによってリングは破壊され、大地全体がリングとなる。
場外負けが敗北条件から失われたことにより、敗北条件は降参か死の2択となる。
因みにサタン達は未来悟飯と16号によって助かっている。
「お姉ちゃん…お父さんはどうして本気で闘わないんだろう…?」
今の悟飯には悟空のフルパワーが低く見えてしまい、もしかして力の出し惜しみをしているのかと思ってしまう。
「…お父さんはフルパワーで闘ってるよ。もし、今のお父さんを見て手を抜いてるように見えるなら、今の悟飯がお父さんより強いってこと」
悟林は悟飯の言葉を聞いて、恐らく悟飯も父親を超えてしまったのだろう。
父親を超えたことが信じられないのか、悟飯は困惑したような表情を浮かべている。
闘いの方を見ると、セルの気弾をかわしながら悟空は上空に飛び上がった。
「かめは…」
「ふはははは!貴様にその位置からかめはめ波は撃てはせんぞ!撃てば地球そのものが大変なことになる!」
セルの言う通り、今の悟空が位置関係を考慮せずに全力で気功波を放てば大変なことになる。
「め…」
「お…おい…!」
しかし悟空は更に気を高めたことにセルは驚く。
「お父さん、かめはめ波を撃つつもりのようだね」
「何だと!?フルパワーでか!?」
悟林の呟きにピッコロが反応し、クリリンが引き攣った笑みを浮かべる。
「ば、馬鹿なことを言うなよ悟林ちゃん!あんな位置関係で撃ったら地球が…!」
「大丈夫だよ、みんな。お父さんには瞬間移動があるんだからさ」
「波ーーーっ!!」
次の瞬間、悟空の姿が消えてセルの目の前に現れるのと同時にかめはめ波を放った。
「ごあっ!」
不意を突かれたセルはまともにかめはめ波を喰らって上半身が吹き飛んだ。
大地に転がるセルの半身を見て喜ぶヤムチャ達とは逆に険しい顔をト
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