第28話
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い攻撃です。まだ、まだ続いています!これほどまでの攻撃をまともに受けては、とっくに肉片すら残っていないでしょう!』
「に…逃げろ…早く…」
轟音が続いたが、しばらくして攻撃が止んだ。
しかし結果は言うまでもなく残酷な結果となる。
『しっ、信じられません!!生きています!!セ、セルは…まるで、な…何事もなかったかのように……』
一際でかい轟音が聞こえた。
それからは何も聞こえない。
セルによって放送していたクルーも軍隊ごと消し飛ばされてしまったのだ。
「ち…畜生…」
ラジオを切ると悟空は未来悟飯に振り返る。
「未来の悟飯、母さん達を連れて家に帰ってくれねえか?オラはピッコロに用事が出来た」
「…分かりました。父さん、気をつけて下さい」
未来悟飯に運転を任せて悟空はピッコロのいる天界に瞬間移動で向かう。
「な…なあ…ピッコロに用事って…何だべ?」
「さあね、お父さんには何かの考えがあるんじゃないかな?ねえ、でっかい悟飯。車の運転出来る?パオズ山の近くの村で買い物しようよ」
「勿論、未来のブルマさんに厳しく手解きを受けたからね」
「ブルマさん直伝って…お母さん!お姉ちゃん!しっかり捕まって…」
「「うわああああ!?」」
悟飯が言い終わる前に未来悟飯がアクセルを踏み、車を動かす。
安全運転であった悟空とは正反対でとても荒い運転であり、悟林とチチの悲鳴が響き渡った。
パオズ山付近の山村に着いた頃には悟林もチチも酔ってしまい、顔色が真っ青になっていた。
「だ、大丈夫?お姉ちゃん?」
「これが大丈夫に見える…?」
フラフラになりながら店に入って買い物を済ませる。
「おばちゃん、これ下さーい」
酔いを紛らわせるためのお茶を数本買うとテレビの方に視線が向いた。
テレビに映っているアフロの男が何やかんや言っている。
「何あれ?」
「ミスター・サタンって言う格闘技の世界チャンピオンらしいよ。前にテレビに出てた」
「格闘技の世界チャンピオン?」
修行にのめり込んで世間に疎い悟林に悟飯は苦笑した。
店主の老婆も苦笑しながら双子にお菓子をおまけでくれた。
「世界チャンピオンだから確かに強いと思うんだけどあたしはミスター・サタンが出たくらいであの化け物が止まるとは思えないんだよねえ…はっきり言って悟林ちゃんと悟飯君のお父さんの方が強そうだしねえ…ところでお父さん髪切ったのかい?似合ってるじゃないか」
「「え!?あ、ははは…」」
まさか悟飯の未来の姿とは言えないので苦笑いするだけにした。
「それにしてもミスター・サタンさんね…あれが世間で普通の強い人なのかな?」
「世間一般じゃ
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