第27話
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悟飯よりも長く闘い続けていたために、戦闘センスを含めて今の悟飯の遥か上を行っていた。
力押しでは絶対に勝てないために悟飯は少しずつ未来の自分の技術を吸収していった。
「よし、過去の俺。今日はここまでにしよう」
「は、はい!」
未来悟飯の言葉に悟飯は慌てて戦闘体勢を解いて休むことにした。
今の2人は超サイヤ人状態で過ごしていた。
父の編み出した修行法の戦闘力上昇率に思わず未来悟飯は舌を巻いた。
「やっぱり父さんは凄いな…」
ベジータも悟林も思い付かなかった修行法。
変身による負担を利用するなど考えもしなかった。
「あ、あの…お父さん達…セルに勝てるんでしょうか?」
食事である粉を器に盛りながら不安を未来悟飯に尋ねる悟飯。
「…分からない。でも父さんは無策で闘うような人じゃない。勿論姉さんもね、俺達に出来ることは、最終手段の総力戦で父さんと姉さんの足を引っ張らない程度には強くなるんだ。取り敢えず父さん達と同じように1年修行したら父さん達と合流しよう。入ってみて分かったけど、この部屋は体だけじゃなくて精神的にも相当にきつい。これ以上劇的に強くなれそうになかったら体を休めてベストの状態でセルに挑もう。無理をして体を壊してセルと闘えないなんて笑えない」
「わ、分かりました」
悟飯と未来悟飯は共に修行し、まるで兄弟が出来たような不思議な気持ちを抱きながら修行をするのであった。
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