第26話
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
未来の師匠に感謝である。
「本当に強くなったねトランクスさん。背や戦闘力だけじゃなくてたくさんたくさん大きくなった」
「ありがとうございます、悟林さん。悟林さんにそう言ってもらえると自信がつきますよ」
微笑むトランクスに悟林も満面の笑みを返した。
「上手く行ったんだなベジータ」
「分かるよベジータさん。レベルの桁が違うことにさ、期待して良いんだよね?」
「さあな…だが、貴様らがこれから中に入って特訓しても無駄になる…この俺が全てを片付けてしまうからだ。セルも人造人間共も…」
「な、何ですって?」
未来悟飯がベジータの言葉に驚く。
「オラはさっき17号って奴を吸収して進化したセルをチラッとだけ見てきたが…とんでもねえ化け物だったぞ」
悟空がそう言ってもベジータの余裕の笑みは変わらない。
それだけ超サイヤ人を超えた自分の力に自信があるのだろう。
「ちょっとー!みんなここにいるー!?」
「ブルマさんの声だ!」
ブルマの声に全員が外に出ると、ブルマがカプセルのケースを持って待っていた。
「いたいた!」
「ブルマ!何でここに?」
「クリリン君に聞いてきたのよ。みんなここだって…ハッ!?」
悟空の後ろにいるトランクスの姿を見るとブルマは驚く。
ブルマからすれば最後に会ってから数日しか経っていないのに大きく成長した未来の息子に驚く。
「ねえねえちょっと!あんたトランクスじゃないの!?そうでしょ!?」
「え…ええ」
「何で髪型が変わってんの!?鬘!?あらー!?背も伸びてない!?」
鬘はないだろうと悟林は思ったが、何も知らないブルマからすれば仕方ないのだろう。
「あ…こ、ここには不思議な部屋があって、そこでの1年は外のたったの1日なんです…その部屋で俺と父さんは修行して…」
「へえ…!ねえ、でもそのわりにベジータは髪の毛伸びてないじゃん」
そう言えばそうだ。
悟林もベジータを見るが、全然伸びている気配がない。
ああいう髪型だから伸びれば直ぐに分かりそうなものだが、そもそも悟空といいベジータといい、伸びたら大変そうな髪形だ。
「純粋なサイヤ人は頭髪が生後から不気味に変化したりはしない…」
ブルマの疑問にどうでも良さそうに答えるベジータだが、以前なら確実に相手しなかっただろうことにも普通に答える辺り、以前よりは丸くなっているようだ。
「へ〜」
「生まれた頃からその髪型なんだ。私も生まれた時からずーっとこの髪型なんだよねー。私はどうやらサイヤ人の血が濃いみたい」
「なるほど、どおりでオラも全然変わらねえわけだな」
「そんなどうでもいいようなことを喋っている時ではないはずだ!一体何し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ