第25話
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遮るように言うベジータ。
「甘く見るなベジータ、あの全く手に負えなかった17号達をセルは遥かに超えると言うのだぞ」
険悪な空気になったピッコロとベジータの間に悟林が割り込む。
「まあまあ、喧嘩しないでよ……ピッコロさんが強くなってセルみたいな化け物やトランクスさん達の未来よりも強い人造人間…やばい状況なのにワクワクしてきたよ。よーし、決めた!私はしばらく修行するよ!超サイヤ人よりももっと強い力を手に入れて来る!」
「超サイヤ人を超えるだと…?そんなことが可能なのか?」
「何となくだけど…出来ると思うんだ。みんなが強くなるなら私だって負けてられないよ!」
ピッコロの問いに悟林は曖昧な答えを返す。
何しろ超サイヤ人自体伝説と言われている状態なのだ。
それを超えると言うのは並大抵のことではない。
ドラゴンボールもないのだから何もかもが手探りの状態となるだろう。
「…貴様だけじゃない…俺も超えてやる…必ず超えてやるぞ…!超サイヤ人を更に…!カカロットもそうなろうとするはずだ…必ずな…」
「うん、お父さんもきっと超えようとするよ。超サイヤ人を…ねえベジータさん、私と一緒に修行しようよ。お父さんが起きるまで相手がいないしさ」
「ふざけるな、貴様は臆病者の弟のお守りでもしてるんだな」
そのまま飛び去っていくベジータに悟林は頬を膨らませた。
「ちぇっ!ケチッ!」
「「………」」
そんな2人を見ていたトランクスと未来悟飯。
超サイヤ人を超える…もしそんなことが出来るのなら…。
「うーん、まあいいか…ねえ、トランクスさんとでっかい悟飯。この時代のセルを破壊しに行こうと思うんだけど…一緒に来る?」
「そうですね…少なくともこの次元の未来ではもうセルは誕生出来なくなります」
「お前達3人で研究所に行ってくれ。俺と天津飯はもう少しこの付近を探ってみる…」
「はーい、セルが見つからなかったらカメハウスで合流しようよ。お父さんのこともあるしさ」
3人はこの時代のセルを破壊するためにドクターゲロの研究所に向かう。
「(超サイヤ人を…超える…俺は…考えたことさえなかった…)」
今ある力でどうにかしようとした自分と更なる力を追求した姉。
未来悟飯は自分と姉の違いを改めて理解した気がする。
北の寒さに悟林はあまりの寒さに身震いした。
「うわあ…寒いなあ…」
身震いする悟林を見て、未来の悟林も寒さに弱かったことを思い出して笑うトランクスと悟林。
「ここのどこかに地下に通じる場所があるはずなんだ」
「見つからないね、周囲の瓦礫を吹き飛ばそうか」
「あ、悟飯さん。悟林さん、ありましたよ」
トランクスが地下室への入
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