第25話
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間を置いてから答えた。
「…セルの狙いは17号と18号だ。あの2人を吸収することで完全体になるらしい。奴のいた未来の世界にはその2人は存在してなかったそうだ…トランクスと未来の悟飯が何らかの方法で倒した事によってな…」
「俺達が…倒した…?俺達の世界より3年後には人造人間は倒せているというのですか?」
「恐らくな…それで倒した報告をすべくタイムマシンを出したのだろう…その時セルにタイムマシンの存在を知られ、お前達を殺してタイムマシンでこの時代に来た…この時代の人造人間を吸収して完全体になる為にな…」
トランクスの問いにピッコロが答えると、タイムマシンの状態を思い出した3人。
あのへこみと血の痕はセルと闘った更に未来のトランクスと未来悟飯との闘いによる物だったのだろう。
「セルね…あいつよくも私の弟と未来の弟子を…!見つけ出して粉々にしてやりたいよ…!」
「お前の気持ちは分かるが落ち着け…セルが完全体になるのを阻止するには…奴を何とか探して殺すか、17号、18号をやはり探して殺すか…そのどちらかだ…俺としてはまだそれほどでもないパワーの内にセルを倒すしかないと思うが…」
ピッコロはそういうがその場にいた者は浮かない顔だ。
セルの強さは今のところピッコロとベジータ、悟林、そして今も眠っている悟空でないと敵わないと分かっていたからだ。
ベジータに関しては悔しさの表情も浮かんでいた。
「(ふ…ふざけやがって、どいつもこいつも…!宇宙一の超サイヤ人をあっさり出し抜きやがって…!頭に来るぜ…!なあ、カカロット…)」
今この時…ベジータは悟空を仲間と認めたのだ。
同じように超サイヤ人になれる純粋なサイヤ人である悟空を。
セルの正体。
壊れたタイムマシン。
セルに殺された更に未来のトランクスと未来悟飯。
完全体のための素材である17号と18号との合体阻止。
様々なことが起こりすぎて混乱しそうになる。
「…何とかセルと言う怪物を見つけて倒さないと…」
「探せるでしょうか…あいつもピッコロさんの予想以上の強さを知って上手く気配を殺しながら人々を襲うんじゃないでしょうか…」
「な…何としてもセルと17号・18号との合体を避けないと…とんでもないことに…」
「地球だけではない…宇宙の星々も大変なことになるはずだ…奴にはフリーザ親子の血も流れていることを忘れるな…」
未来悟飯やトランクス、天津飯とピッコロが険しい表情を浮かべる。
「お父さんの血や…」
「俺の血もな…せこい作戦ばかり立てやがって…合体したいならさせてやれば良いだろう!倒す相手が減って手間が省けるってもんだ…俺は敵がどうなろうと構わん…ぶっ殺すだけだ。」
悟林の言葉を
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