第24話
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れってことは随分長い間野晒しにされてたんじゃない?調べてみようよ」
「そうですね」
トランクス達が舞空術でタイムマシンを調べる。
「お姉ちゃん、この穴…変じゃないかな?」
「うん、内側から高熱で溶かされたって感じ」
「取り敢えず中を調べてみよう」
「ええ、皆さん少し離れて下さい」
トランクスがスイッチを押してタイムマシンのコックピットを開き、中に入ると、座席には妙な物体があった。
「…!?」
「こっちにもあるよ」
悟林も物体を発見し、悟飯と未来悟飯は悟林とトランクスが持つ物体を見つめる。
「な…何ですか?それは…未来の僕は知りませんか?」
「いや、俺もこんな物は見たこともないな」
「何!ちょっと見せてよ!」
2人が物体をブルマに渡すと、ブルマは裏を見たり、断面をくっつけたりした。
「どうですかブルマさん?」
「多分、何かの卵の殻だと思うわ」
未来悟飯の問いにブルマが答えるが、学者を目指している悟飯も学者を目指していた未来悟飯もそんな卵など見たことがない。
「そんな卵、どんな図鑑にも無かったよ……この穴を開けたのは、その卵から生まれた生き物なのかな?」
悟林が卵の殻を見つめてからガラスの穴を見つめる。
「…エネルギー残量はほとんど0…やって来たのは…エイジ788…!お…俺達がやって来た未来より3年…さ…更に未来から…」
「え…!?」
「トランクスさん達がやって来た未来より更に未来から!?」
トランクスの言葉にブルマと悟林が目を見開く。
「こ…この時代にやって来たのは…今から…や…約4年前…こ…この前、俺が来た時より1年も前にこ…こいつは来ていた…い…一体…何が…何のためにやって来たんだ…!れ…歴史が随分か…変わってしまったのは…まさか、こいつのせいでは…!?」
そうとしか考えられなかった。
いくら自分が悟林と共にフリーザ親子を倒し、悟空の心臓病を防いだからといってここまで変わるはずがない…。
しばらく色々と考えてみたが謎の卵の殻の正体が分かるはずもない。
「…私は更に未来のトランクスさんと悟飯がどうなったのかが気になるよ…このタイムマシンについてるへこみや血の痕…このタイムマシンがやって来たトランクスさん達は一体どうなったんだろう……」
悟林の険しい表情に誰もが言葉を出せないでいた。
「…取り敢えず、タイムマシンをこのままにはしておけないな。カプセルに戻そう」
「…そうですね」
未来悟飯の言葉にトランクスはタイムマシンのスイッチを押してカプセルに戻すとそれをしまった。
しまう際にポケットから1枚の写真が落ちてしまい、悟林がそれを拾った。
トランクスとブルマと…
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