第24話
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」
「ええ、あの2人はドクター・ゲロに逆らって、そのまま…」
「そっか、つまり人造人間はドクター・ゲロにとって失敗作だったってことなんだよね」
悟林の言葉にトランクスも頷いた。
「失敗作だった2人の危険性はドクター・ゲロもテスト段階で分かっていたはず…」
「うん、だから人造人間をそのテストの時にどうやって止めたのか…もしかしたら人造人間を止める装置があったんじゃないかな?」
「俺もそう思います。そういう物が無ければ恐らくドクター・ゲロは人造人間を目覚めさせずに姿を眩ましたでしょうし…どこまで可能性があるか分かりませんが…」
「少なくても0じゃないよ?頑張ろう?トランクスさん」
「はい…この辺りのはずです」
悟林の言葉に頷き、トランクスは座標を確認して止まる。
この周辺にタイムマシンがあるはず。
「手分けして探しましょう!」
「久しぶりに競争だ!でっかい悟飯とトランクスさんも!」
「はは、分かったよ姉さん」
「頼りにしていますよ」
4人は散開してタイムマシンを探し、しばらくして悟飯が声を上げた。
「あった!タイムマシンありましたよーっ!!」
「良く見つかりましたね悟飯さん!」
「うわあ、本当にタイムマシンだ」
「…これは血の痕か?」
未来悟飯がタイムマシンのボディに付いているへこみと血痕に顔を歪める。
それを見た全員が沈黙するが、飛行機の機械音が聞こえたことでハッとなる。
「きっとブルマさんですよ!僕が案内して来ます!」
「俺も行こう」
「2人共ー、転ばないでよー」
「こ、転ばないよ!」
「姉さんからすれば俺はいくつになっても手のかかる弟なんだろうな…」
2人の悟飯がブルマを呼びに行っている間にトランクスがケースからタイムマシンを出す。
無傷のタイムマシンとボロボロのタイムマシンの差が激しい。
「はーい、トランクス。美しいお母さんですよー!」
「ど…どうも…」
「自分で自分を美しいって言うのはどうなんだろうね…」
ブルマの登場に空気が緩んだのを感じてトランクスと悟林は苦笑した。
「見て下さい。そっちのが俺達の乗ってきてカプセルにしておいたタイムマシンです。」
「あら!じゃあ確かにこいつはあんた達のじゃないわけだ…」
「い…いえ、あなたは未来でタイムマシンをたった1機しか作らなかった…こ…こいつも俺達の乗ってきたタイムマシンその物なんです…」
「…そんな…」
「これを見て下さい。これはトランクスが最初に過去に向かう前に書いた“希望”と言う文字です。」
未来悟飯が“HOPE”と書かれている部分を見せた。
「ねえ、こんなボロボロで苔まみ
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