第24話
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ピッコロの考えている事…神との同化を。
それぞれが自分の出来ることをやるためにこの場を去った。
因みに未来悟飯がパオズ山に向かうと父親そっくりに成長していた未来悟飯にチチは驚きつつも喜んだと言う。
一方、悟林はブルマとチビトランクスを西の都に送るとパオズ山に戻っていた。
そこでは母のチチが両手を振って声を張り上げた。
「悟林ちゃーん!」
「おお、お母さん!どうしたの?」
「お姉ちゃん!早くここを離れないと!人造人間がここに来るかもしれないんだ!」
悟飯が悟林に説明する。
目覚めた人造人間達が悟空を殺しにやって来るとのことだ。
「…そっか、それは大変だねえ」
「姉さん…他人事みたいに…」
姉の能天気な声に未来悟飯は脱力した。
悟林と未来悟飯は飛行艇を守るように舞空術で移動する。
「それにしても悟飯、本当にお父さんにそっくりになったね。」
背丈も体格も父親そっくりに成長した弟に悟林は不思議そうに見つめる。
「そうかな…?ベジータさんには見た目だけって言われたけど…」
「超サイヤ人になれるんでしょ?大したもんだよ。」
「未来の姉さんが教えてくれたんだ。姉さんが死んでから…後悔ばかりだ…父さんが死んだ時…沈んでないで一緒に姉さんと修行すれば良かったんだ…一緒に修行して超サイヤ人のなり方を教えてもらえば…俺が…甘ったれで弱かったから…ピッコロさん達も人造人間に…トランクスやブルマさんもベジータさんを…そして挙げ句の果てには姉さんまで死なせて……」
何故一緒に修行をしなかったのか。
もし、一緒に修行していたらピッコロ達だって生きていたかもしれないし、トランクスだってチビトランクスのようにベジータと触れ合えたかもしれないのに。
「悟飯」
未来悟飯の頭を撫でると涙でぐしゃぐしゃになった顔が上がった。
「姉さ…ん…っ」
「本当に悟飯は泣き虫だなぁ。体だけってのは間違いじゃないようだね。大丈夫大丈夫、こっちじゃお父さんも私も生きてるんだから後は私達に任せなさい。何だったら私達が未来に乗り込んでそっちの人造人間達をやっつけてあげる。だから今は頑張ろ?」
「そうだね…」
大きくなっても本質は全く変わっていない弟の頭を泣き止むまで撫でるのであった。
飛行艇内でトランクス達が今後のことを話し合っていた最中、チチがトランクスに尋ねてきた。
「ところでおめえ、前に悟空さから聞いただよ。おめえ悟林ちゃんの弟子だそうだな?」
「あ、はい。悟林さんには凄くお世話になりました。」
「……おめえがまさかブルマさんの息子だとはなあ…正直びっくりだべ。悟空さもそこまでは教えてくれなかったしなあ…」
確かに良く見れば髪
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