第23話
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俺に意見をするのか?図体だけはでかくなったようだが、臆病なところは変わらんようだな。貴様も悟林と同じくサイヤ人の血を引いているのなら強い敵と闘いたいとは思わんのか?」
未来悟飯の言葉を一蹴するベジータ。
しかし、未来悟飯も引くわけにはいかない。
チビトランクスの父親である彼を死なせるわけにはいかないからだ。
「俺はそんなことに興味はありません…!あなたが死んだらトランクス君やブルマさんはどうなるんです!?あなたは人造人間の力を見くびり過ぎている!」
「…やはり貴様は見た目はカカロットに似ていても中身は弱虫ラディッツにそっくりだな、あいつも自分より強い存在にいつも怯えていやがったからな…そう言われればますます闘いたくなるのが本物のサイヤ人だ。臆病者はさっさと元の時代に帰りやがれ、目障りだ」
「ベジータさん!やっぱり駄目なのか…」
いくら自分の知っているベジータより穏やかにはなっていても闘いを求めるサイヤ人には弱い者の言葉は届かないのか。
「大丈夫じゃないの?私達が闘った人造人間より古いんだからベジータさんなら倒せるんじゃない?」
「姉さん…姉さん達は知らないんだ。あいつらの恐ろしさを…」
「とにかく追いかけましょう!二度とお父さんを失うわけにはいかない…!」
未来悟飯とトランクスが飛び出していく。
「お…お父さん?お父さんって言ったの?ど…どういうことかしら…あの子のお父さんも人造人間に殺されたっていうこと…」
「ブルマさん、何で気付かないの…?あの人は未来のトランクス君だよ。」
「え?」
「トランクス君がおっきくなった姿だよ。そして私の未来の弟子!分かった?トランクス君が私の弟子になるのは決まってるんだよ!トランクス君、おっきくなったら一緒に修行しようね?」
「駄目だって言ってるでしょ!?それにしてもトランクス!あんた結構良い男になるんじゃない!良かったわー!ベジータに似て目付きが悪いから心配しちゃったわよお母さん!」
「ケチ!まあ、ブルマさんの子供で良くあそこまで礼儀正しくなったよね。きっと未来の私と悟飯が色々頑張ったに違いない」
「何ですって!私ほど美しく上品な人間はいないわ!」
「自分で言うんだ…まあ、その辺りは後でゆっくり話すとして、西の都まで送るよ」
「気を付けてよ」
「大丈夫大丈夫、未来の可愛い弟子なんだから」
悟林がブルマを抱えると全員が飛び出していき、直後にヤジロベーが這い上がってきた。
「おい!俺もだ。忘れるな!」
「え?」
「早くしろ早く!」
「しょうがないなぁ…ヤジロベーさんも舞空術使えるようになれば?便利なのに」
「俺は闘わねえから必要ねえんだよ」
仕方なくヤジロベーも
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