第23話
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…!?」
「それにトランクスさん…!」
悟林の呟きを聞いたベジータの視線が悟林からトランクスに向けられる。
「(トランクス!?トランクスだと…!?お…俺のガキと同じ名前…同じ名前だ…!未来から来た…そうか!)」
「み、皆さん!あいつは何者なんです!?あいつも人造人間なんですか?」
未来悟飯の言葉に全員が驚き、ベジータが叫ぶ。
「何…!?誰って…貴様らも闘ったことのある人造人間だろう!」
「ち、違います!俺達の知っている人造人間はこんな奴じゃありません!17号と18号は若い男女…」
「馬鹿な…何故貴様が17号と18号を知っておる!?」
未来悟飯の言葉に20号が反応し、全員の視線が20号に向けられた。
「……?お前…ドクター・ゲロか!?」
20号の顔を改めて見た未来悟飯の表情が憤怒に歪む。
以前ブルマに資料を見せてもらったことがあり、諸悪の根源であるドクター・ゲロの顔はしっかり覚えていた。
「ドクター・ゲロ…!?あいつがですか!?あいつは人造人間に殺されたんじゃ…」
20号のまさかの正体にトランクスの表情が驚愕で見開かれる。
「ちょ、ちょっと待ってよ…!もう何が何だか…」
トランクスからの情報との違いに悟林は混乱していた。
「…恐らく、トランクスと姉さんがフリーザを倒したことと父さんが生きていることで何かが変わったのかもしれない」
しかし、未来悟飯は歴戦の戦士らしくすぐに状況を整理する。
歴史を変えれば状況も本来の物とは異なることになるのは当然だと思えた。
「歴史そのものがズレてしまったって言うんですか…!」
「い、いくらズレたからってあなたが言っていた時間に現れたんだから、2人のいた未来の人造人間に相当するのが、あの2人なんじゃないの?」
「そ、それだけなら良いのですが…」
悟林が落ち着かせるために言うと、向こうから機械音が聞こえ、振り返ると見覚えのある飛行機。
「あれはブルマさんの!?」
「来ちゃ駄目だ!離れて!」
悟林とトランクスの声が響いた瞬間。
「何人集まろうが無駄だ!17号と18号が今に貴様らを殺しに来るぞ!!」
全員の視線が20号に向けられた直後、眩しい光と共に左手のレンズから吸収したエネルギーが放出された。
ブルマとチビトランクス、そして何故か乗っていたヤジロベーが吹き飛ばされる。
「母さん!」
「大丈夫ー!トランクス君は無事だよー!!」
間一髪で悟林がチビトランクスを助けていた。
「か、母さんは…!?」
「ベジータさんが掴んでるよ」
全員の視線がベジータに向けられるとブルマの服を掴んでいるベジータの姿があった。
「(ベジータさんがブ
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