第23話
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「ほう…」
ピッコロの動きと攻撃の重さにベジータはピッコロの評価を上方修正する。
「ば…馬鹿な!あいつを倒せないわけはないんだ!第一あいつのエネルギーを私にプラスしたんだぞ…!」
「超サイヤ人になった私とお父さんを相手にしてたからね。あの人造人間程度になら勝てるよ」
ピッコロに向かっていく20号をピッコロは肘打ちを脳天に叩き込んで岩に叩き付ける。
「超サイヤ人になった悟林ちゃんと悟空を相手に修行してたのか!?つ、強くなるわけだな…」
クリリンは悟林の言葉にピッコロのパワーアップの理由に納得してしまうのだった。
一方、最初に訪れた島の方では未来のトランクスと悟飯が20号によって滅茶苦茶にされた島を見下ろしていた。
「何てことだ…島が…人造人間め…!」
「悟飯さん、今は悟林さん達と合流しましょう!」
「ああ…姉さん達の気を感じる!あまり離れていない…急ごう!」
自分の片割れの姉の気が存在していることに一瞬目頭が熱くなったが、今は泣くよりも闘う時だと2人の未来の戦士は飛び出した。
そこで歴史を変えたことによる代償を見ることになるとは知らずに。
場所は闘いの場に戻り、ピッコロが手刀で20号の右腕を切断していた。
「!!」
「覚えておけ、俺達は闘いで一気にお前達で言うエネルギーを増幅してそいつを爆発させるんだ。そういうわけでさっき貴様が俺から奪ったエネルギーは知れたものだったのだ…」
「勝った…!」
そして20号は再び岩に叩きつけられる。
「ぐ…ぐぬぬぬ…お…己…ピッコロまでもがここまで力をあ…上げていたとは…」
「本来の歴史では2人の人造人間に悟林と悟飯以外は全滅させられるはずだったらしいがな…どうやら未来は変わってしまうようだな…貴様らが思ったほどの強さではなかったのか、それとも俺達が強くなりすぎてしまったのか…」
「やったな!おい、悟空抜きでやっつけちまうぜ」
「はい!」
「後で埋め合わせしてよねピッコロさん…!」
不完全燃焼なのか悟林が恨めしげにピッコロを見つめる。
「ピッコロとベジータのあの異常なパワーアップは気に入らないが、取り敢えずはほっとしたぜ…」
「ピッコロ!さっさと片付けてしまえ!それともこの俺にやって欲しいか!」
「へっ、お断りだ。俺は元々神と別れた悪の化身なんだ。悟空のように甘くはない」
ベジータの言葉にそう返すと、とどめを刺そうとするピッコロだが、こちらに向かってくる2つの大きな気に全員に目が向けられる。
1人はトランクス…そしてもう1人は…。
「お、おい…あいつ…悟空にそっくりだ…もしかしてあいつ…!」
「み、未来の…僕…!?」
「未来の…悟飯だと
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