第22話
[7/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
津飯…そして孫悟空の娘の孫悟林だろ?」
驚く天津飯の言葉に他の者達のことも知っていると言い放つ。
更に驚くが、パトカーかこちらにやって来た。
「お父さん、みんな。パトカーが来た…訳は後で聞こうよ」
「ああ、行くぞ!!」
悟空が飛び立ち、人造人間達がそれを追いかけ、悟林達も追い掛けた。
そして多くの岩山が存在する荒野に着いた途端に老人が声を上げた。
「いい加減にしろ孫悟空。どこまで行く気だ。ここがいい、この場所にしろ。貴様らには選ぶ権利などないのだぞ」
老人と男が降りると仕方なく悟空達も降りた。
「(ちい…高原ではあるが、周りは岩山に囲まれている…いざと言う時は岩に隠れて闘おうと言う計算か…こいつら考えてやがるぜ…)」
「さあ、闘う前に教えろ…何故オラ達のことを知ってるんだ…」
悟空が老人に尋ねるが、天津飯は悟空に違和感を感じた。
「良いだろう、教えてやる…恐らく聞かなければ良かったと後悔するはずだ」
「(ど…どういうことだ。孫が息を切らしている…あ…あいつがただ飛んだだけで何故だ…)」
今まで悟空が舞空術で飛行するところを見てきたが、これくらいで息切れをするような体力ではなかったはずだ。
「孫悟空…貴様をずっと偵察していたのだ。超小型の虫型スパイロボットを使ってな…天下一武道会の時もピッコロやベジータとの闘いの時も…つまり貴様が我がレッドリボン軍を滅ぼして以後、研究を続けたわけだ…如何にすれば孫悟空を倒すことが出来るか…どういう人造人間なら勝てるのか…」
「オラへの恨みか…」
「そうだ!貴様のせいでレッドリボン軍世界制圧の夢は消え去ってしまい、ドクター・ゲロだけが残った…!」
「何かお父さんが悪者扱いされてるけど、レッドリボン軍のやって来たことを考えれば当然の報いって奴じゃないの?散々悪さしてきたんだからさ。滅ぼされても文句は言えないんじゃないかな?」
歴史の教科書にも載っているくらい、レッドリボンの悪事は相当に酷い物であった。
何故父である悟空と激突したのかは知らないが、悪事に対する当然の報いと言う奴だろう。
「黙れ!貴様のような小娘に創設時から掲げられたレッドリボン軍の崇高な夢を理解出来るものか!」
「まるで貴様自身がドクター・ゲロのような言い方だな…」
老人の言葉に違和感を感じたピッコロが言うと老人は冷静さを取り戻したようだ。
「馬鹿を言うな…!私はドクター・ゲロの造り上げた人造人間20号だ…ドクター・ゲロは死んでこの世にはもういない…」
「なるほど…だが、ナメック星での闘いもスパイしたのか?」
悟空にとって一番気になるのはそこだ。
自分達の闘いをどこまで偵察されていたかで人造人間の強さも変わ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ