第22話
[6/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
がないよね。トランクスさんに人造人間の特徴を聞いとけば良かった。」
手当たり次第に、“あなたは人造人間ですか?”なんて馬鹿みたいに聞けないが、かといって見つけられないと取り返しがつかない事になりかねない。
仕方なく、当てもなく探していると、大きく気が乱れて減っていくのに気付き、この気の質からしてヤムチャだ。
ヤムチャがいる場所にすぐさま移動した悟林。
既にヤムチャは不気味な2人組みのうちの1人の攻撃を受けて既に意識がなく、腹を突き抜けた手が引き抜かれた。
「ヤ、ヤムチャ!」
「こいつらがトランクスさんの言っていた…」
後に悟空達も同時に到着し、悟空がヤムチャの状態を見て叫んだ。
不要とばかりに放されたヤムチャは無惨に転がり、悟空がクリリンに指示を飛ばす。
「クリリン!ヤムチャはまだ生きてる!仙豆をさっきのとこに置いてきちまったから、連れてって食べさせてくれ!」
「わ…分かった…!」
クリリンはヤムチャを連れて先程の場所へ戻っていった。
「あなた達が人造人間…何かイメージと違うなあ…もっと強そうで怖そうなのを想像してたけど」
悟林がイメージと正反対の見た目の老人と白い人形のような人造人間に拍子抜けする。
しかし、こういう見た目に騙されて未来の世界の自分達はやられてしまったのかもしれない。
「不思議だ…何故我々が人造人間だと分かったのだ?それにここに現れることも分かっていたようだな…何故だ?答えてもらおうか」
「さあな…力ずくで聞き出してみたらどうだ?」
「そうしよう」
老人の言葉に悟林達が構えた時、悟空が叫ぶ。
「待て!ここじゃ犠牲が大きい!誰もいない場所に移ろう!おめえらもいいな!?」
「誰もいない場所へか…良いだろう。だが、わざわざ移動することはない…」
次の瞬間、老人の目からビームが発射され、町が破壊されていく。
「止めろーーーっ!!」
悟空が老人を殴って攻撃を中断させ、老人の帽子型のメットが転がり落ちた。
その際に老人の頭部が露出する。
「(…人間の脳?)」
「き、貴様〜…!」
悟林がガラスのような物で守られている脳を見つめ、悟空が老人に怒り、老人はメットを拾って被り直した。
「誰もいない場所を作ってやろうと思ったのだが…どうやらここは気に入らないらしいな」
「ついてこい!2人共、ぶっ壊してやるっ!!」
「お前達に我々は倒せない」
今まで黙っていた方の人造人間が言うと、老人の方が同意した。
「良いだろう、ついていってやろう。好きな死に場所を選べ孫悟空…」
老人の言葉に驚く悟空達。
「な…何で、悟空の名を…!?」
「お前達も分かるぞ…ピッコロ…天
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ