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ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第19話
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とか贈るわ」

「…機械より私とお父さんが素手でやった方が早いよ?」

「それでもよ、チチさんに使わせれば良いでしょ?」

「…お母さんも農作業は素手でやった方が早いと思うんだけど」

そう考えると悟空と双子もそうだが、チチも大概超人なのだろう。

「悟林ちゃん達の強さは両親譲りなのね…話は戻すけど結婚してもヤムチャを振り向かせ続けられる自信がないのよ」

「………ねえ…ブルマさんはヤムチャさんのこと好きじゃないの?」

何をしても全く進展しない会話に段々と面倒になってきたのか悟林の声に疲れの色が見える。

「好きよ、好きじゃなかったらナメック星にまで行かないわよ。大好きだけど、仮にヤムチャと結婚してもそこまで尽くす自信ない…別にヤムチャと別れたいなんて思わないし、一緒にいると楽だし。あっ、ヤムチャより好きな人が出来れば別だけどね。」

「ふーん、恋愛と結婚って面倒だね」

元々興味の薄かった恋愛だが、ここまで面倒臭くなると余計に遠慮したくなる。

「あんたも他人事じゃないわよ。あんただっていずれ恋愛と結婚するんだから」

「私は結婚とか恋愛には興味ないしね。そういうのは悟飯に全部任せるよ。どうせ学者になるんだから出会いなんていくらでもあるんじゃないの?」

「チチさん泣いちゃうわよ」

「私のことはどうでもいいじゃない…んー…じゃあヤムチャさんと上手く行かないならベジータさんならどう?」

「はあ!?悟林ちゃん、あたしに何か恨みでもあるわけ〜?」

ブルマの表情が怖かったが、そこは同性の悟林なので怯まない。

「恨み?ないよ?」

「じゃあ、あたしを破滅の道に進ませたいわけ!?」

「何でそうなるの?」

「じゃあ何よ?どう言う根拠でベジータなのよ!?普通ならベジータよりクリリン君とかを勧めるでしょうが!!」

「ブルマさん、クリリンさんが好きなの?」

「違うわよ!一般的にベジータよりクリリン君の方がいいじゃないのよ!」

面倒臭くなった悟林は手っ取り早く片付けようとしてトランクスの父親であるベジータの名前を出したのだ。

「だって、ブルマさんの身近な男の人ってヤムチャさんを除けばベジータさんじゃん。クリリンさんはブルマさんのことそう言う風には(絶対に)見ないだろうし、お父さんはお母さんのだから論外。天津飯さんとかは知らないけどさ」

「あのね!ただ同居してるからってベジータは飛躍し過ぎよ!大体ね、あの男は前に地球を狙ってヤムチャ達を殺した男よ!悟林ちゃんだって殺されかけたんでしょ!?」

「あはは、あの時か…懐かしいね。あの時のベジータさんには全然歯が立たなかったもん。でもさ、ナメック星で一緒に闘ってベジータさんのことは少しは分かったよ。悪い人だけど
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