第19話
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よ!プーアルだけ連れてね!」
「あー、修行の旅ね」
恐らくヤムチャも人造人間との闘いのためにヤムチャなりに自分を追い込むために旅に出たのだろう。
「全く!恋人のあたしを置いていって!」
「仕方ないよ修行の旅なんだし、ブルマさんがいたらヤムチャさんも集中出来ないよ」
修行の旅の最中に危険なこともあるだろうし、身を守る術がないブルマを連れてはヤムチャも集中出来ないだろう。
大体根っからの都会人のブルマがヤムチャの修行の旅についていけるのかも疑問だ。
「はあー、悟林ちゃんって本当に孫君そっくり」
「え?そう?」
「そうよ、はあー…あたしってこのまま結婚しないで一生を終えるのかしら…」
溜め息を吐くブルマ。
悟林は困りながら頭を掻く…これは父親である悟空の癖である。
「えーっと、ブルマさんは結婚したいの?」
「そりゃあね…あたしもそろそろいい歳だしさ…」
自分で言って不快になったのか表情を歪めるブルマ。
「ヤムチャさんのこと好き?」
「好きよ」
「じゃあヤムチャさんと結婚したい?」
「どうかしら…あいつ浮気性だし…」
「ブルマさんも大概な気がするけどね…」
「何か言った?」
「ううん、なーんにも。ヤムチャさんは今でも浮気してんの?」
悟空からブルマの男好きを昔話で聞いていた悟林。
昔のブルマはヤムチャと言った顔の良い男にすり寄ることもあり、そして時々の会話でブルマのそう言う所が滲み出ることがあるのだ。
「分からないわ、必要以上に干渉なんて互いにしないし。浮気が発覚したらあたしが疲れるし」
「まあ、浮気するような人と一緒にいたら疲れるしね…(ヤムチャさんもブルマさんにそういうとこがあるから少しの距離を取りながら付き合ってるんだろうな…多分…)でもヤムチャさんが本当に好きなら結婚しても良いんじゃない?」
脳裏にトランクスの顔が過ぎるが、トランクスに胸中で謝罪しながら言葉を続ける。
こればかりはこの時代のブルマの気持ちもあるのだし。
「浮気性でも?」
「ヤムチャさんもどうしようもない人ってわけじゃないじゃん?結婚すれば変わると思うよ。私のお父さんだって結婚する前とした後じゃ違うところもあると思うけど」
「まあ、孫君がそれなりにパパしてるのは分かるけどね。でも働いてないでしょ?」
「残念でした。お父さんはつい最近農家さんになりました。」
「ええ!?孫君働いたの!?」
「お母さんの説得のためにね。修行も兼ねてるんだよ、昔の亀仙人のお爺ちゃんの修行で4tの重りの服を着て」
「よ、4t…あたしには想像出来ない世界だわ…と、とにかく就職おめでとうって孫君に伝えといて…後で必要な機械
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