第17話
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からやって来たって言われてもなぁ……」
「タイムマシンでー?」
ヤムチャが軽く笑いながら言い、ブルマも少し笑う。
「別に信じないなら信じないで良いんだよヤムチャさん。どうせ後で困るのは3年後の闘いで人造人間に殺されるヤムチャさんだし、私は別にヤムチャさんが人造人間に殺されても痛くも痒くもないしねー」
「お、お姉ちゃん…!?」
あまりにも冷たい声に悟飯は悟空の服を掴む。
悟空も悟林の冷たい態度の理由が分かり、苦笑いを浮かべている。
恋愛事に対する関心は薄いものの、サイヤ人との闘いで死んだヤムチャを生き返らせるためにブルマはわざわざナメック星に行ったのに浮気性でブルマの怒りを買ったヤムチャへの悟林の好感度はマイナスの限界突破だ。
「え?あ、あの…悟林ちゃん…?俺、何かしたかなー?」
「さあ?」
幼い上に混血とは言えサイヤ人の冷たい視線にヤムチャは冷や汗をかきながら後退る。
「俺は修行するぞ…死にたくはないからな」
ピッコロは3年後の人造人間との闘いに向けて修行することを決意する。
それ以前にピッコロは悟林から聞かされなくても自慢の聴覚で聞き取っていたようだが。
「あ、お姉ちゃん。あれ?」
「ん?あ…」
悟飯に呼ばれて振り向いた先にはタイムマシンに乗ったトランクス。
悟林とトランクスの視線が合うと互いに手を振った。
そしてトランクスを乗せたタイムマシンは未来へと帰っていった。
「行っちまったな…」
「うん…また会えるといいな」
悟空は未来のトランクスの師匠となった娘の頭を撫でながら言うと、悟林はトランクスとの再会を願った。
「お…俺は修行をするぞ…」
「俺も…」
「(くそったれ…3年後には必ず俺が生き残ってやる…)」
これを見た皆は彼が未来から来たという事を信じ、それぞれ3年後に向けて修行をする事を決めた。
トランクスが伝えてくれた未来からのメッセージ。
地獄の未来を振り払うための闘いに挑むためにそれぞれが厳しい修行をする決意でいた。
「カカロット、教えろ…貴様ナメック星でどうやって生き残った…」
「そういやそうだ…フリーザの宇宙船はぶっ壊れてたんだろ?界王様も言っていた。助かるわけないってな…」
界王ですら助からないと断言したほどの絶望的な状況だったのだ。
一体悟空はどうやって生き残ったのだろう。
「ああ、オラだって駄目だと思ったさ。だけど運良くすぐ近くにその玉っころみてえな宇宙船があってよ。4つか5つか…」
それを聞いたベジータに心当たりがあったようだ。
「そ…そうか…ギニュー特戦隊…!奴らの乗ってきた船だ…!」
「…とにかくそいつに乗ってがむしゃらにス
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