第17話
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名前が人造人間に殺された者の中に入っていないことに。
「ま、待てよ。オラは?オラはどうなったんだ!?オラもやられちまったのか!?」
「あなたは闘っていない…今から間もなく病気に冒されてしまうんです…そして死んでしまわれる…」
「え…!?」
「お、お父さんが病気で!?」
「ウイルス性の心臓病です…流石の超サイヤ人も病気には勝てなかったんです…」
「…ま…参ったな…仙豆も病気には効かねえのか…」
「あっ!でもドラゴンボールで…ああっ!私使ってたーっ!!」
「…くっそ〜死んじまうのか…悔しいな…闘いてえよそいつらと…」
超サイヤ人になるためにドラゴンボールを使ってしまったことに頭を抱える悟林。
そして闘えずに死んでしまうことに悔しがる悟空。
「…た…闘えないのが残念なんですか…恐怖はないのですか…」
「そりゃ怖いけどよ…すっげえ強い奴らなんだろ、やってみてえよな…」
「…あなたはやはり本物のサイヤ人の戦士だ…母さんや悟林さん達の言った通りの人だった…頼もしいですよ。来てよかった…症状が現れたらこれを飲んで下さい」
トランクスが差し出したのは小さな小瓶であった。
「これ…もしかして薬?」
「はい、悟空さんの薬です。この時代には不治の病でも約20年後には特効薬があるんです。この薬であなたは死なずに済みます…一応ウイルス性なので悟空さんが発症したら念のため悟林さん達も飲んで下さいね」
「分かった」
「本当か!やった!サンキュー!早くそれ言ってくれりゃいいのによもう!」
薬によって死なずに人造人間と闘えることに喜ぶ悟空。
「お父さん良かったね!」
「おおっ!」
「本当はこういうことはまずいんです…歴史を変えてしまうことになって…でもあんな歴史なら…あなたなら必ず何とかして下さると信じています。母さんもそのことだけを願い、苦労してやっとタイムマシンを完成させてくれたんです…」
「お…おめえの母ちゃん…オラのこと知ってんのか?」
「はい、良く…」
それを聞いた悟空と悟林の表情が引き攣る。
トランクスの容姿に、悟空を良く知る女性…それから導き出される答え…。
「ね、ねえ…お父さん…トランクスさんの髪の色…誰かに似てない?目の色とかさ…」
「た、確かに…ま…まさか、そ…その母ちゃん…って…」
「はい、あそこにいる…」
「どっひゃーーーーっ!!!」
「えーーーーっ!!!?」
地面を揺るがす程の大声を出す2人。
「ブッ、ブルマが…!!」
「ブルマさんがトランクスさんのお母さん!?」
驚愕する2人。
まさかヤムチャの恋人のはずのブルマにベジータとの間にトランクスが出来るとは
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