第17話
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てくれて良かったな…それにしても凄い記憶力だな…」
人造人間が現れる時間と場所を忘れていた悟空にヤムチャは悟林がいて助かったと心底思った。
「言っておくが自信のない奴は来るな!今度の敵は超サイヤ人になって今より強いはずの未来の悟林でさえ敵わなかったらしいからな」
「そ、そうか…お姉ちゃん…人造人間に殺されちゃったんだ…」
「元気出せよ悟飯。3年後に人造人間を倒しちまえば悟林ちゃんも生きていられるんだ」
自分を守って死んだ未来の姉を想って落ち込む悟飯にクリリンが慰めると、ベジータがピッコロに向かって言い放った。
「笑わせるな…一番自信のないのはてめえじゃないのか?」
「何だと?試してみるか?」
「まあまあ」
「喧嘩しないでよー」
険悪な雰囲気になりかけたところを悟空と悟林が仲裁した。
「ね、ねえねえ!ちょっと考えたんだけどさあ!その人造人間を造ったドクター・ゲロってのを今のうちにやっつけちゃったら!?居場所が分かんなくても神龍に聞けばきっと教えてくれるわよ!そうすりゃ何も3年後にわざわざ苦労することはないわ!」
「駄目っ!!それは絶対に駄目っ!!」
「な、何でよ…」
悟林に猛反対されたブルマはたじたじになりながらも理由を聞く。
「だって私が殺された相手なんだよ!?負けっぱなしなんて悔しいじゃない!それで倒したって全然嬉しくない!3年間修行して人造人間を倒してやるんだから!!」
「貴様と意見が合うとは珍しいな…そんな余計なことをしやがったらてめえをぶっ殺すぞ!いいな!!」
血の気の多いサイヤ人とその混血の発言にブルマがキレた。
「あんた達何考えてんのよ!ゲームなんかじゃないのよ!地球の運命がかかってんのよ!孫君だってそう思うでしょ!?ねっねっ!!悟林ちゃんのパパなんだから止めなさいよ!!」
「わ…悪い、正直言ってオラも闘いてえ…そ…それによ、その科学者、今はまだ何にも造ってねえだろうにやっつけるってのは…」
悟空の発言に体勢を崩すブルマだが、こうなったら数だと全員に叫んだ。
「みっ、みんな!こ、こんなサイヤ人達なんかに付き合うことなんかないわよ!こいつら戦闘マニアの人種なんだから!今度死んじゃったら二度と生き返れないのよ!」
一応悟飯もサイヤ人なのだが、悟飯はどうもサイヤ人の性質が強い悟林と比べて地球人としての性質が強いため、ブルマにとって悟飯はサイヤ人のカテゴリから外れているようだ。
「俺も闘う…自分の可能性を試してみたい…死ねばそれだけの物だったと諦めるさ…」
武道家として自分の力が超サイヤ人でも敵わなかった人造人間にどれだけ通じるか試してみたい天津飯は悟空側のようだ。
「あ…呆れた…」
武道家ではないブ
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