第17話
[11/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
イッチを押したら上手く飛んで脱出出来たんだ。そんでもって宇宙船は勝手にヤードラットって星に着いちまった…」
「ギニュー達はヤードラットを攻めていた…そこに着くようにインプットされていたんだ…なるほど、その妙な服はヤードラット人の物か…」
悟空の服装は靴を除けば全て地球にはない物で、恐らくヤードラット人の民族衣装なのだろう。
「貴様のことだ…ヤードラットに行ってただ帰っては来るまい…奴らは力はないが不思議な術を使う…そいつを習っていやがったな…」
「当たり〜!流石に良く知ってんな」
「そうか!お前それで今まで地球に帰ってこなかったのかよ!」
「ねえねえ、どんな術なの!?教えてよ!」
悟空がポルンガの願いで帰らなかった理由を理解し、ブルマは好奇心で悟空の術について尋ねた。
「時間が無くてよ、教えてもらった技は1つだけなんだ。そんでも、えれえ苦労したんだけどさ。瞬間移動って奴が出来るようになったぜ!」
「それで一度は地球に戻ろうとしたんだよね」
「ああ、その前におめえ達がフリーザ達を倒しちまったからな」
瞬間移動の習得に仲間がざわめく中、少し前にトランクスと共に聞いていた悟林は平然としていた。
「ほ…本当か孫…!やってみせろ…!」
「見たい?良いよ。これはさ、場所じゃなくて人を思い浮かべるんだ。そんでもってそいつの気を感じ取る…だから知った奴のいねえ場所とかは行けねえんだ。え…と、どこ行ってみっかな…よし」
「「あっ!」」
場所を決めたのか悟空の姿が一瞬で消えたことに悟飯とクリリンが声を上げた。
「ただいまー!」
そして間を置かずに戻ってきた悟空にベジータが皮肉気に口の端を上げた。
「ふ…下らん、何が瞬間移動だ。超スピードで誤魔化したにすぎん……」
「ねえ、お父さん。それ亀仙人のお爺ちゃんのサングラスじゃないの?」
悟空がかけているサングラスに見覚えのあった悟林が尋ねる。
「ああ、クリリン。これ返しといてくれな」
「お…おう、分かった」
「こ…こことカメハウスは1万q以上離れている…す…凄え…」
「本当だったろ!」
「あ…あんた今やもう何でもありね…」
クリリンにサングラスを亀仙人に返すように頼むとブルマはぽつりと呟いた。
「よし…ではみんな、3年後に現地で集合しよう。3年後のいつどこへ行けば良いんだ?」
「人造人間が現れるのは今から3年後の5月12日の午前10時頃。南の都の南西9q地点にある島だよ。1時間前に集まれば良いんじゃないかな?」
天津飯の問いにトランクスから聞いた情報を1つも間違えることなく説明する悟林。
「おめえ良く覚えてるなー」
「お…お前、悟林ちゃんが一緒に聞いて
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ