人造人間編
第16話
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「だあああああっ!!!」
集中させた気を爆発させる直前に界王拳を解除すると、ナメック星で見た悟空と同じ状態となったが…すぐに解除されてしまう。
「…は…はは…」
悟林は一瞬とは言え超サイヤ人となり、5倍界王拳と比べても凄まじいパワーに興奮した。
そして新たに決意する。
この力を使いこなしてやると、修行結果に満足しながら家に帰るとチチからのお説教が待っていたのは言うまでもない。
そして数日後、悟林は界王拳を経由した超サイヤ人…超化に慣れてきた頃である。
そろそろ仲間達に見せてびっくりさせてやろうと悪巧みを考えた時であった。
フリーザの気とそれに近い気を感じた。
ただ事ではないと判断した悟林は修行場にしていた荒野から飛び立った。
一番大きいベジータの気もあったのですぐに場所が分かり、悟林も到着した。
「お待たせー」
「やっほー悟林ちゃん」
「あれ?何でブルマさんがいるの?ヤムチャさん、デート場所にしたってこれはないよ」
「そんなわけないだろ!ブルマが勝手に来たんだ。」
「あ、そうなの?」
「そうなんだよ、何せブルマは地球一の野次馬でその上じゃじゃ馬なんだ…痛ててて!」
ブルマに耳を引っ張られて痛がるヤムチャを全員がスルーしてフリーザ達が来るまで待つ。
「来たぞ!」
ピッコロが叫んだ直後にフリーザの宇宙船が現れ、少し離れた場所に着地した。
「あっちに降りたよ!」
「ま…間違いないフリーザだ!い…生きていた…」
「や…やっぱりフリーザの他にもう1人いやがる…!」
「いいか貴様ら、飛ぶんじゃないぞ!スカウターで探られんように歩いて近付くんだ!」
ナメック星でフリーザと闘った面子は即座にフリーザの存在を確信する。
そして宇宙船へと近付こうとする者達にヤムチャは声をかけた。
「ま…待てよ…フ…フリーザ…ってのは、あ…あんなにとんでもない…ば…馬鹿でかい気なのか…?」
「あれはまだ序の口だね…本気を出したあいつはあんなもんじゃないよ!」
「まあ、フリーザを見たことがない貴様らには想像も出来まい」
フルパワー状態を見たことのある悟林とベジータは脳裏にその姿が過ぎった。
「あれで序の口…お前達はそんな奴と闘っていたのか…?」
今でさえ天津飯はフリーザの気に戦意を喪失しそうなのにそれが序の口レベルだと言われると唖然となる。
「じょ…冗談じゃないぜ…ち、近付いて行ってどうしようってんだ…!し、信じられんような化け物じゃないか。そ…そいつが2人もいるんだぞ!ど…どうしようもないじゃないか…!」
「だったらどうする…ここで腐ってるか?好きにしろ…どうしようもないのはみんな知ってるんだ」
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