第15話
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…だが、そのナメック星はもうないのだ…宇宙空間だ…。生き返った瞬間にまた死が待っている…どうにもならん…あそこは私の区域ではないのだ…』
「……」
そしてブルマは悟林達に説明する。
「お、お父さんは生き返れないですって…!?」
「え…ええ…餃子君みたいに神様に肉体を再生されて界王様んとこにいるんならいいみたいだけど…そうでない場合は死んだ場所で生き返るみたいなの…でも、そのナメック星はもうないでしょ…宇宙空間だから…それにナメック星の辺りは界王様の担当区域じゃないらしいし…」
「そ…そんな…」
暗い雰囲気になりかけた時、ベジータが口を開いた。
「少しは頭を使ったらどうだ。こっちの方に魂だか何だか知らんが、移動させてから生き返らせりゃ良いだろ…多分な…」
「…あ…そ、そうよ!その通りだわっ!あんた良いこと言うじゃん」
「ありがとうベジータさん、ナメック星でもお父さんのことでもたくさん助けてくれて」
「ど、どうもありがとう…」
「勘違いするな、奴に勝ち逃げなどされたくないだけだ(超サイヤ人となったカカロットに勝ってみせる…いつか必ず…)」
「失礼、地球人のお方…」
「あ、はい」
今まで黙っていたナメック星の長老が話しかけてきた。
「我々はドラゴンボールが復活し次第、適当な星を見つけ、そこに移るつもりです。それまでの間を過ごすため、どこか良い場所に案内して下さらんか」
「だったらあたしんちに住んだら良いわ!すっごく広いから平気よ!こっちだってあなた達のドラゴンボールでもう少しお世話になりたいしー。そうしなさいよ!その人数でどこかにウロウロしてたら見つかっちゃって大騒ぎになっちゃうわ。あんたも来たらー!どうせ宿賃もないんでしょ?」
地球ではピッコロ大魔王の騒動があったので、ピッコロにそっくりな者達が集団で彷徨いていたら大騒ぎになる。
ついでなのでベジータも誘うことにしたブルマ。
「そうしたらベジータさん?地球にいればお父さんに会えるんだし」
ブルマと悟林の言葉にベジータは顔を背けた。
「ご馳走たくさん出すわよ!どうせ孫君と一緒ですっごく食べるんでしょ。ただしいくらあたしが魅力的だからって悪いことしちゃ駄目よー」
「げ…下品な女だ…でかい声で…」
ブルマの言葉に赤面しながらベジータは呟いた。
「じゃ、皆さんちょっと待ってて、あそこの家で電話貸してもらって父さんにでも来てもらうから」
「私は自分で帰るよ。早速修行しないと!悟飯ー、お母さんによろしくねー。夜には帰るからー!」
「え、えー!?お姉ちゃん!それはないよ…」
自分1人にチチの対応をさせる姉に悟飯は嘆いた。
後日、ナメック星のドラゴンボールは復活が
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