第15話
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に飛ばされた。
「お父さん負けないで!フリーザをやっつけて!」
「ああ」
悟林の言葉に不敵な笑みを浮かべながら悟空は頷いた。
地球に飛ばされた悟林は父親の勝利を祈りつつ、何時か自分も父親のように超サイヤ人になりたいと思わせた。
「それにしてもクリリンさんは助かったね、一度ドラゴンボールで生き返ってるから二度と生き返れないんでしょ?」
「ああ、本当に生きた心地がしなかったぜ…」
見慣れた地球の風景にようやく安心したクリリンは溜め息を吐いた。
「あの二度と生き返れないって…地球のドラゴンボールはそうなんですか?ナメック星のでは自然死でなければ多分何度でも…」
「ということは餃子も生き返れるのか!」
ナメック星のドラゴンボールさえ使えるようになれば一度死んでいる餃子を復活させられる。
数分後、ブルマにヤムチャから界王を通じて通信があった。
『ブルマ…ブルマ聞こえるか、俺だ…ヤムチャだ…』
「…!?え?ヤムチャ…?…あれ?」
『そうだ、ヤムチャだ。界王様を通じてお前の心に直接話しかけている』
「心に!?本当!?」
こちらにはヤムチャの声が聞こえないのでほとんどブルマの独り言に聞こえる。
「どうしたんですか?ひょっとして界王様から?」
「…だって!あんた良く分かったわね、今喋ってんのはヤムチャだけど…で、元気?ヤムチャ」
『う…うむ、死んではいるが、元気と言えば元気だ…それより落ち着いて聞いて欲しい…悟空のことだ…悟空はフリーザを倒した…そ…そして…』
「ねえ、聞いて聞いて!孫君さ、フリーザをやっつけたって!」
「本当ですか!やったーーっ!」
「いえーいっ!」
ブルマの言葉に姉弟で喜ぶ。
「フ…フリーザを…カ…カカロットが…」
『静かに…静かに聞いてくれ…!…そ…それだけじゃないんだ…ご、悟空は…必死で脱出を試みたが…ナ…ナメック星の爆発に間に合わず…死んだ…』
「ちょっとー!孫君も星が爆発して死んじゃったってよー!ショックよねー!」
「「お父さん、逃げられなかったんだ…」」
ブルマの言葉を聞いて双子は複雑な表情を浮かべた。
『ば、馬鹿野郎!す、少しは悟林ちゃん達のことを思いやれ!そっ、そんな言い方があるかよ…!』
「ほーっほっほっほ!なぁーんにも知らないんだから!ナメック星の人達とね、向こうのドラゴンボールも地球に来たんだけどさ…驚くわよ〜。ナメック星のドラゴンボールではね、何回でも生き返らせることが出来るんだって!」
『え!?』
「つまり!孫君も餃子君も生き返れるってこと!」
『…何も知らんのはお前達の方だ。餃子はここで生き返ることが出来るが、悟空はナメック星で生き返る
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