第14話
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ふん、我慢するんだな。俺だって貴様を助けるなど反吐が出そうだぜ」
「ふ、2人共!喧嘩してないで!お父さんは早く元気玉を!」
「ああ!すまねえ!」
悟林に促された悟空は立ち上がり、元気玉の元気集めを再開するとピッコロもこちらに現れた。
「ピッコロさん!」
「遅くなったな…」
「ふん、ナメック星人の雑魚が何しに来やがった?せっかく生き返ったのにわざわざ死にに来たか?」
「言ってくれるぜ…貴様だけでは時間稼ぎも出来そうにないから来てやったのによ」
「だから喧嘩しないで!そろそろ来るよ!」
フリーザは海から飛び出して地面に着地すると悟林達を睨んだ。
「やれやれ、慌てなくてもそいつを始末したら君達も始末してあげたのに……そんなに死に急ぎたいか!良いだろう、それならお望み通りにしてやる!!」
「サイヤ人を舐めるなフリーザーーーっ!!」
「「はーーーっ!!」」
こちらに突撃してくるフリーザに3人が気功波を放った。
気功波が直撃したにも関わらずフリーザにはダメージはない。
一瞬驚愕するが、すぐに3人もフリーザに突撃する。
「はあああ!!」
「でやあああ!!」
「ちぇりゃああ!!」
「邪魔だ!」
3人がフリーザにラッシュを仕掛けるが、戦闘力が大きく劣る3人の攻撃を捌いて気合で吹き飛ばすと悟林をまず尻尾で弾き、ベジータの腹に拳を叩き込み、ピッコロを蹴り飛ばす。
「あ…うう…!」
腫れた頬と痛みに耐えながら立ち上がろうとした時、フリーザが悟林の胸倉を掴んで持ち上げる。
「どれだけ小細工を使おうが貴様らが俺に勝つことなど無理なんだ!!」
「うぐぐぐ…無理だって分かっててもやらなきゃなんない時だってあるんだーーーっ!!」
顔を真っ赤にするほどに力を入れてフリーザの手を引き剥がそうとする。
「滅びろサイヤ人!!」
片手に気弾を作り出し、悟林を消し飛ばそうとするフリーザ。
「滅びるものか…!」
「っ!ベジータ!」
膝を着きながらもフリーザの腕を掴むベジータ。
「戦闘民族サイヤ人は不滅だ!!サイヤ人に不可能など…」
「ぬおっ!?」
「あるものかーーーっ!!」
フリーザを投げ飛ばし、渾身のギャリック砲を直撃させる。
「はあっ!!」
そこに駄目押しとばかりにピッコロか気弾を連射する。
煙を腕の一振りで吹き飛ばすと怒りに染まった表情で4人を見下ろした。
「カカロット!元気玉とやらはまだ完成せんのか!?」
「いや、まだ足りねえ…もう少し…もう少しだけ耐えてくれ!」
言っている悟空自身理解しているだろう。
フリーザ相手にその“もう少し”がどれだけ苦行なのかを
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