暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第14話
[8/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ふん、我慢するんだな。俺だって貴様を助けるなど反吐が出そうだぜ」

「ふ、2人共!喧嘩してないで!お父さんは早く元気玉を!」

「ああ!すまねえ!」

悟林に促された悟空は立ち上がり、元気玉の元気集めを再開するとピッコロもこちらに現れた。

「ピッコロさん!」

「遅くなったな…」

「ふん、ナメック星人の雑魚が何しに来やがった?せっかく生き返ったのにわざわざ死にに来たか?」

「言ってくれるぜ…貴様だけでは時間稼ぎも出来そうにないから来てやったのによ」

「だから喧嘩しないで!そろそろ来るよ!」

フリーザは海から飛び出して地面に着地すると悟林達を睨んだ。

「やれやれ、慌てなくてもそいつを始末したら君達も始末してあげたのに……そんなに死に急ぎたいか!良いだろう、それならお望み通りにしてやる!!」

「サイヤ人を舐めるなフリーザーーーっ!!」

「「はーーーっ!!」」

こちらに突撃してくるフリーザに3人が気功波を放った。

気功波が直撃したにも関わらずフリーザにはダメージはない。

一瞬驚愕するが、すぐに3人もフリーザに突撃する。

「はあああ!!」

「でやあああ!!」

「ちぇりゃああ!!」

「邪魔だ!」

3人がフリーザにラッシュを仕掛けるが、戦闘力が大きく劣る3人の攻撃を捌いて気合で吹き飛ばすと悟林をまず尻尾で弾き、ベジータの腹に拳を叩き込み、ピッコロを蹴り飛ばす。

「あ…うう…!」

腫れた頬と痛みに耐えながら立ち上がろうとした時、フリーザが悟林の胸倉を掴んで持ち上げる。

「どれだけ小細工を使おうが貴様らが俺に勝つことなど無理なんだ!!」

「うぐぐぐ…無理だって分かっててもやらなきゃなんない時だってあるんだーーーっ!!」

顔を真っ赤にするほどに力を入れてフリーザの手を引き剥がそうとする。

「滅びろサイヤ人!!」

片手に気弾を作り出し、悟林を消し飛ばそうとするフリーザ。

「滅びるものか…!」

「っ!ベジータ!」

膝を着きながらもフリーザの腕を掴むベジータ。

「戦闘民族サイヤ人は不滅だ!!サイヤ人に不可能など…」

「ぬおっ!?」

「あるものかーーーっ!!」

フリーザを投げ飛ばし、渾身のギャリック砲を直撃させる。

「はあっ!!」

そこに駄目押しとばかりにピッコロか気弾を連射する。

煙を腕の一振りで吹き飛ばすと怒りに染まった表情で4人を見下ろした。

「カカロット!元気玉とやらはまだ完成せんのか!?」

「いや、まだ足りねえ…もう少し…もう少しだけ耐えてくれ!」

言っている悟空自身理解しているだろう。

フリーザ相手にその“もう少し”がどれだけ苦行なのかを
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ