第14話
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しの間を置いて繰気弾のように操作するかめはめ波が海から飛び出してきた。
「あれは…宇宙船の修行で」
威力は通常のかめはめ波に劣るものの、操作出来るために相手の動きを限定することが出来る。
2発目の後に悟空は海を飛び出してフリーザの背後を取って蹴りを浴びせて地面に叩き付けた。
「奴の注意を逸らし、超スピードで奴の背後を取ったか」
口で説明すると簡単だが、悟空以外では説明しているベジータを含めて誰にも出来ない。
後はフリーザが気の感知が出来ないと言うのも大きな理由だろう。
次はフリーザが超能力を駆使して岩を飛ばしていく。
悟空は岩をかわしていくが、フリーザは先程の意趣返しとばかりに悟空の背後を取って金縛りをかけると、小島に向かって飛ばされて大爆発が起きる。
悟林もベジータは顔を腕で庇いながら爆心地を見遣り、ピッコロ達も吹き飛ばされそうになるが、何とか耐えていた。
「お父さんは…」
「あれくらいで死なん…ナメック星人共の後ろだ。」
「え?」
ピッコロ達の方を見ると確かに悟空がいた。
「ふうっ…ちょっとやばかったよなあ!今の攻撃には気を付けねえとな…」
「お父さん、ひょっとして…」
「爆発の瞬間から超スピードで抜け出したんだ…全く頭に来やがるぜ…最下級戦士に超エリートの俺が抜かされるなど…」
ベジータの胸中は複雑だろう。
最下級、落ちこぼれと蔑んでいた存在が自分よりも上のステージに立っているのだから。
闘いの舞台は地上に移り、悟空が猛攻を仕掛け、フリーザは何故か足だけで闘っていたがほぼ互角だ。
しかし形振り構わない悟空の攻めにフリーザは耐えかねたのか遂に腕を使った。
そこから再び睨み合う両者。
「ベジータさん、お父さん勝てるかな?」
「知るか…頭に来るが奴らの戦闘力は俺達のレベルを遥かに超えている。ここでカカロットが勝てなければ俺達は死ぬだけだ」
そして沈黙が破れ、悟空はフリーザの一撃を受けて吹き飛ばされた。
悟空も戦闘力を10倍にする10倍界王拳を引き出して闘うものの、10倍化したパワーもスピードもフリーザには通用しなかった。
徐々にフリーザはパワーを上げていき、悟空は防戦一方となっていく。
「貴様がやられたら俺達に後はない…!何とかしやがれカカロット…!」
ベジータの表情にも焦りが見え始め、フリーザは次の瞬間大地を斬り裂いた。
「な、何て技なの…」
あまりの威力に悟林やベジータも、少し離れた場所で闘いを見ていたピッコロ達も驚いている。
悟空は着地すると赤いオーラを纏い、10倍状態の倍である20倍界王拳を発動し、急激な戦闘力の上昇にフリーザは対応出来ずに吹き飛ばされる。
悟
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