第14話
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「超サイヤ人は一千年に1人現れる伝説の戦士だ。どんな天才でも超えられない壁を超えてしまうサイヤ人…それになれさえすれば今の戦闘力とは比べ物にならない力を手に入れられるはずだ。俺が超サイヤ人になれさえすれば…最後の変身をしたフリーザさえも確実に…」
ベジータが言い切る前にここからかなり離れた小島で大爆発が起き、そこに誰もが振り返るとフリーザらしき者が佇んでいた。
「とうとう最後の変身をしやがったか…」
「あ、あれがフリーザなのか?小さくなってさっぱりしちまって迫力が…」
「…が…外見だけで実力を判断するなと言う良い見本だ…さっきの姿の方がずっと可愛かったぜ…」
ベジータが冷や汗を流し、クリリンがフリーザの正体に唖然となり、ピッコロはフリーザの強大な戦闘力に表情を険しくする。
「ま、参ったなあ…か、勝てないかも…」
引き攣り笑いを浮かべる悟林。
フリーザは無言でこちらに指を向けた次の瞬間、デンデが爆発に飲まれた。
突然のことにベジータも悟林も対応出来なかった。
振り返るとデンデが殺されていた。
恐らく気弾を撃ったのだろう。
「デンデーーーっ!!」
「デンデが殺された…!」
悟飯が突然のデンデの死に絶叫し、悟林もデンデの死に動揺した。
「これでもう俺達のパワーアップは望めんと言うことか…!」
「く、くそ……隠れながら俺達があいつのおかげで復活したのを見てやがったんだな!!」
ベジータも最悪とも言える状況に表情を険しくし、ピッコロは歯軋りしながらデンデの死体を見る。
次の瞬間、フリーザが目の前に現れた。
「さて、君達に僕から取って置きのプレゼントをしてあげよう。地獄以上の恐怖をね」
「クリリンさん!ピッコロさん!悟飯をお願い!」
「お姉ちゃん、僕も闘う!デンデの仇を…」
「邪魔だと言うのが分からんのか!最早この闘いは超サイヤ人に近付いているサイヤ人にしか踏み込めん領域だ!雑魚共は引っ込んでいろ!!」
悟飯はデンデの仇を討とうと闘おうとするが、ベジータに一蹴される。
最早戦場はパワーアップしたピッコロでさえ雑魚呼ばわりされる未知の領域である。
「逃がすと思うかい?」
フリーザが3人に向けて気弾を放つが、悟林とベジータがそれらを弾く。
「ま、また見えなかった…!」
「ベジータと悟林には見えていた…こいつらの実力がそれだけアップしているのか…」
クリリンとピッコロが2人が弾いた気弾の着弾点を見ながら呟いた。
言い方はあれだが、ベジータの主張は間違っていない。
フリーザの攻撃が見えない上に一撃でやられそうな味方がいては戦闘に集中出来ない。
「……界王拳!」
「…ふん、カカロッ
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