第13話
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んが、このプレッシャー…相当なパワーアップですね…それがあなたの限界のようですが」
気付かれてることに表情が歪むが、場合によっては限界を超えた4倍の使用も視野に入れて構えた。
「ピッコロさん、力を貸してくれるよね?」
「チッ、ここに来てやることがお前の援護か…強くなったな悟林。それにあいつも…俺は嬉しいぜ」
足手纏いを自覚しているのかクリリンと共に離れている悟飯を見るとピッコロは笑った。
悟林には遠く及ばないが、悟飯もまた地球にいた頃より遥かに強くなっており、弟子の成長を喜ぶ。
「行くぞーーー!!」
「きええええっ!!」
悟林とフリーザの拳が激突し、周囲を揺るがす。
3倍界王拳を駆使したことで悟林の戦闘力はフリーザの上を行っているが、基本の戦闘力はフリーザの方が遥かに上だ。
界王拳なしでは悟林の戦闘力は未だにフリーザの第2形態にも敵わない。
おまけに体格もフリーザに大きく劣っており、2人は互角の戦闘を繰り広げるが、界王拳の使用によって悟林の体力の消費が激しいので持久戦に持ち込まれれば悟林の敗北はほぼ確定する。
「喰らえ化け物め!爆力魔波!!」
しかし、ここで頼りになるのがピッコロのサポートである。
ピッコロが的確なタイミングで気功波と気弾をフリーザに放ってくれるおかげで悟林はその隙を突いて攻撃を喰らわせることが出来る。
「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ…!!」
肉弾戦は不利と悟ったフリーザは距離を取るとベジータに放った気弾の超連射を繰り出す。
悟林は界王拳の恩恵もあって難なくかわすが、戦闘力がフリーザに大きく劣るピッコロはそうはいかない。
「ぐっ!」
「ピッコロさん!」
悟林はピッコロの前に立つと気弾を弾く。
「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
気弾の弾幕が更に激しさを増す。
「だだだだだだ…!」
全て弾いていくが、このままではジリ貧だ。
悟林の額に大粒の汗が浮かんでいる。
しかしピッコロとてこのまま守られっぱなしではない。
「悟林!もう少し耐えろ!」
ピッコロが額に指を当てて気を集中している。
その意味を理解した悟林は界王拳を維持しながら気弾を弾いた。
「そろそろ限界ですかね。それではフィニッシュです!」
界王拳が切れかかっている悟林に指先に全ての気を収束させた気功波を放った。
「死ぬのは貴様だ…魔貫光殺砲!!」
最大まで気を溜めたピッコロの魔貫光殺砲がフリーザの気功波を打ち砕いてフリーザに迫る。
「くっ!」
流石のフリーザもまともに喰らってはアウトなのか、慌てて回避する。
「かーめーはーめー…」
「っ!」
「波ーーー!!!」
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