第13話
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増している!それが何を意味するのか分かるか?つまり、俺達は超サイヤ人に近付いているということだ!貴様が何よりも恐れていたな!」
「ほう、このおチビさんはサイヤ人ですか。しかし誰の子か…ベジータやナッパにも似ていない…ラディッツの子でしょうか?面影がありますし…それにしても良くそんな大法螺が吹けますね…超サイヤ人などと…くっくっく………いちいち癪に障る野郎だ!!!」
超スピードでベジータに迫り、殴りかかるフリーザだが、ベジータはそれを掴み止めた。
「くっ…くくく…!」
フリーザとベジータは残りの片手を組み合い、力比べの状態となる。
「………何!?」
スカウターがベジータの戦闘力を計測し、出た数値に驚いてスカウターが爆発した瞬間。
「界王拳3倍!」
悟林が3倍界王拳を発動してフリーザを横から蹴り飛ばす。
ベジータは荒く息を吐き、悟林も表情を険しくしながらフリーザを見つめる。
体勢を立て直したフリーザは腫れた頬に触れながらニヤリと笑った。
「なるほど、超サイヤ人はともかくサイヤ人の限界を超えたと言うのは出鱈目ではないようですね。」
「(そ、そうか…ベジータも悟林ちゃんも今では限界を超えて、とんでもない実力になっている。いくらフリーザでもベジータと悟林ちゃんの2人掛かりなら…でも、フリーザのあの余裕はなんだ…?)」
クリリンがフリーザの不気味な余裕の態度に疑問を抱く。
「変身しろ、フリーザ!どうせなら今すぐ変身して正体を見せたらどうだ!」
「ほう!良くその事を知ってましたね。どうして分かったのでしょうか?」
「変身って…フリーザってサイヤ人みたいなことが出来るの?」
「宇宙人には必要に応じて姿を変える奴がいやがるんだ…俺や貴様のように特定の条件下で変身出来る種族や…カムフラージュのためや平常時に余計なエネルギーを消耗させんためにな。まあ、口を滑らせたザーボンのような下らん理由な奴もいやがるが」
「なるほど、ザーボンさんからですか…ところでおチビさん?私の変身をサイヤ人のような野蛮な変身と同一視されるのは心外ですね。私の変身はパワーが大きすぎて自分でも制御出来ないので変身を繰り返してパワーを抑えているだけです」
「繰り返して…?」
「そう、私は3回変身出来るのです。そうしないとパワーが有り余り過ぎて部下を触れただけで殺してしまいますからね」
「恐れるなハッタリだ。俺達の大猿への変身ほど大きくは変わらんはずだ」
様々な宇宙人と闘ってきたベジータは自分達サイヤ人の変身ほどの劇的な戦闘力の変化は見たことがないため、フリーザの変身も大したパワーアップではないと判断する。
「そうでしょうか?良ーく見ておきなさい。最初の変身も滅多に見られる物で
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