暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第12話
[6/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「物凄い速さでしたね!どうやったんです!?」

「なーに、デンデの奴が最長老さんに頼まれてこっちに来てたのさ!」

「えーっと、デンデ君…だっけ?」

「あ、はい…あなたは?」

「私は孫悟林。悟飯のお姉ちゃんだよ。よろしく」

「ドラゴンボールの願いの叶え方を教えに!?」

「はい!」

つまりドラゴンボールさえあればすぐにでも願いを叶えられる状態だ。

「ところでベジータは?あいつに分からないように途中から気を消して来たんだが…」

「気付かれてないと思いますが…」

「睡眠不足みたいで寝ちゃってるよ」

「よーし!ついてきたぞ!良いか、ベジータに悟られないようそっとドラゴンボールをこの辺りまで運ぶんだ…!神龍が出た時に気付かれても少しは時間が稼げるからな…」

4人はベジータに気付かれないようにドラゴンボールを運んで7つ並べた。

「ひゃっほー、やったぜ!」

「はあ、緊張した…」

「あ、悟林さん怪我してますね…」

デンデが悟林の少し腫れた頬を見ながら言うと、悟林はそっとまだ熱を持った頬に触れた。

「え?ああ、ギニュー達にやられたんだ。でもこれくらいなら」

「僕が治してあげますよ」

デンデが触れると傷だけではなく体力まで全快した。

「す、凄い!仙豆を食べたみたいだ!」

「デンデにはこんな能力があるのか!くそー、それなら悟空も連れてくれば良かったぜ」

デンデに治してもらえば悟空もここで一緒にいただろう。

「仕方ないよ、それより…」

「な…何かがこっちに近付いている…す…凄い速さで…」

「え!?これって…」

「うん、多分フリーザって奴だね…凄い気だ」

「ご、悟林ちゃん、勝てそうかな?」

「……無理」

クリリンが尋ねるが即答される。

感じられるフリーザの気は3倍界王拳を使った自分の倍以上だ。

限界を超えて4倍にしたところでようやく半分を超えるかもしれないところか。

「そ、そうか…なら急げデンデ!早く願いを叶えさせてくれっ!」

「はっ、はいっ!」

そしてデンデはナメック語の合言葉を言うと、ドラゴンボールが光った。

「ひ…光った…」

次の瞬間、空が暗くなり、それに気付いた全員が空を見上げた。

「空が暗くなった!あの時と同じだ!」

以前サイヤ人との闘いの前に起きたのと同じ現象だ。

するとドラゴンボールが一層輝きを増して巨大な龍が姿を現した。

「うわあ、でっかい!あれが神龍なんだ!」

初めて神龍を見た悟林は驚きと感動が混じった表情を浮かべる。

「でも、地球のより全然でかい…!形も違うし…」

「あ…あれが神龍…」

「ここではポルンガと言
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ