第12話
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「物凄い速さでしたね!どうやったんです!?」
「なーに、デンデの奴が最長老さんに頼まれてこっちに来てたのさ!」
「えーっと、デンデ君…だっけ?」
「あ、はい…あなたは?」
「私は孫悟林。悟飯のお姉ちゃんだよ。よろしく」
「ドラゴンボールの願いの叶え方を教えに!?」
「はい!」
つまりドラゴンボールさえあればすぐにでも願いを叶えられる状態だ。
「ところでベジータは?あいつに分からないように途中から気を消して来たんだが…」
「気付かれてないと思いますが…」
「睡眠不足みたいで寝ちゃってるよ」
「よーし!ついてきたぞ!良いか、ベジータに悟られないようそっとドラゴンボールをこの辺りまで運ぶんだ…!神龍が出た時に気付かれても少しは時間が稼げるからな…」
4人はベジータに気付かれないようにドラゴンボールを運んで7つ並べた。
「ひゃっほー、やったぜ!」
「はあ、緊張した…」
「あ、悟林さん怪我してますね…」
デンデが悟林の少し腫れた頬を見ながら言うと、悟林はそっとまだ熱を持った頬に触れた。
「え?ああ、ギニュー達にやられたんだ。でもこれくらいなら」
「僕が治してあげますよ」
デンデが触れると傷だけではなく体力まで全快した。
「す、凄い!仙豆を食べたみたいだ!」
「デンデにはこんな能力があるのか!くそー、それなら悟空も連れてくれば良かったぜ」
デンデに治してもらえば悟空もここで一緒にいただろう。
「仕方ないよ、それより…」
「な…何かがこっちに近付いている…す…凄い速さで…」
「え!?これって…」
「うん、多分フリーザって奴だね…凄い気だ」
「ご、悟林ちゃん、勝てそうかな?」
「……無理」
クリリンが尋ねるが即答される。
感じられるフリーザの気は3倍界王拳を使った自分の倍以上だ。
限界を超えて4倍にしたところでようやく半分を超えるかもしれないところか。
「そ、そうか…なら急げデンデ!早く願いを叶えさせてくれっ!」
「はっ、はいっ!」
そしてデンデはナメック語の合言葉を言うと、ドラゴンボールが光った。
「ひ…光った…」
次の瞬間、空が暗くなり、それに気付いた全員が空を見上げた。
「空が暗くなった!あの時と同じだ!」
以前サイヤ人との闘いの前に起きたのと同じ現象だ。
するとドラゴンボールが一層輝きを増して巨大な龍が姿を現した。
「うわあ、でっかい!あれが神龍なんだ!」
初めて神龍を見た悟林は驚きと感動が混じった表情を浮かべる。
「でも、地球のより全然でかい…!形も違うし…」
「あ…あれが神龍…」
「ここではポルンガと言
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