第10話
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はめ波を曲げるのはピッコロと闘った時にやってみたし、ヤムチャの繰気弾のように手元から離れても自在に操作出来るようになるのもやってみる価値があるかもしれない。
「よーし、オラも色々試してみっか!」
娘の新技に刺激を受けた悟空は更に修行に精を出していく。
その後宇宙船で様々な問題が起こるものの、何とかやり過ごしていき、そして宇宙に出て4日が経過した時には…。
「はっ!てやあっ!」
「ふっ!だあっ!」
2人は100倍の重力を克服し、戦闘と勘違いさせるほどの凄まじい組み手を行っていた。
まるで自分達の体を痛め付けるように。
「かめはめ波ーーーっ!!」
「魔閃光ーーーっ!!」
互いに全力の気功波を繰り出し、腕を動かして操作すると互いに直撃した。
「う…うぐぐぐ…」
「う…うう…せ、ん…ず…」
悟空が倒れ、悟林が早速半分に割っていた仙豆を飲み込むと、傷と体力は完全にとはいかなくても回復し、悟空に急いで食べさせた。
「ふうー…危ねーっ!サンキュー悟林、助かったぞ」
「今のはちょっとやばかったね、私も後少しで死んじゃうかと思った。ピンクのお空見えちゃったもん」
「だなー、死んだら修行も糞もねえもんな〜」
死ぬ寸前だったとは思えない会話をするが、高重力下でも普段通りに動けているので間違いなく2人の実力は伸びている。
「後残り2日とちょっとだね」
宇宙船につけられた時計を確認してナメック星到着までの時間を確認する。
「そうだな、よし!もうちょい頑張ってみっか!」
「おーっ!!」
2人はこのように体と気を死の直前まで追い込み、仙豆を食べて回復すると言う無茶を繰り返していた。
カリンに貰った仙豆も浪費を防ぐために半分にして食べていたが、残り3粒までに減っていた。
2人はとんでもない修行をしていたが、死を乗り越えれば強くなれるサイヤ人の特性に気がついていたのかもしれない。
この特性に気付いた切欠はナッパとの闘いで重傷を負った傷を仙豆で回復させた時だろう。
何度も組み手で互いを限界まで追い詰めて復活を繰り返したことで、2人の戦闘力は地球にいた時とは比べ物にならないくらいに跳ね上がっていた。
そして更に1日が過ぎ、悟空は逆立ちしての腕立て伏せ。
悟林は界王拳の倍率を上げるための気のコントロールをしていた。
「…おっ!界王拳を3倍に上げられるようになったな!」
「うん、でもこれ以上は無理みたい。」
悟林の戦闘力が3倍に跳ね上がったことに気付いた悟空は嬉しそうに笑ったが、悟林は少し不満そうだ。
「うーん、おめえはまだ小せえからな。体が小せえ分、オラより界王拳に体が耐えられねえのかもしれねえな。もう少しで
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