フリーザ編
第9話
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しいケーキ屋さんを見つけたの。今度一緒にどうかしら?」
「ケ、ケーキ…う、ううん…いいや」
「あら〜残念」
甘い物が大好きな悟林は一瞬揺れそうになったが今は緊急事態なので必死に我慢した。
そうこうしている間に、目の前に巨大な球体が現れた。
「これがお父さんの乗ってきた宇宙船なの?」
「あんな小っこいのが良くこんなでっかいのになったなー」
悟空と悟林が目を瞬かせる横で、ブルマの母親がブリーフ博士を呼んだ。
「あなたー!悟空ちゃんと悟林ちゃんがいらしたわよー!」
「おーおー、もう治ったのか悟空君。仙豆っちゅうのは本当に凄いもんらしいな〜」
「おじさん!これがお父さんの乗ってきた宇宙船なの!?」
「そうじゃよ、ほとんどの部分を作り変えたんじゃ。しかしサイヤ人の科学力は素晴らしいもんじゃったぞ」
2人は早速宇宙船の中に入る。
中は広い空間で、これがあのサイヤ人達の乗ってきた物と、同型の宇宙船が原型とは思えないほどだ。
「これくらい広いなら思いっ切り修行出来るねお父さん!」
「おう、人工重力装置って奴は?」
「ああ、出来とるよ。こいつがそうじゃ。」
ブリーフ博士が中央の装置を指差す。
「これで体を重く出来るの?」
「そうじゃよ、これが人工重力のスイッチじゃ…で、こいつがコントローラー。お前さんの注文通り最大100Gまで重力を発生出来るが…いくらお前さん達でもこいつはあまりにも無茶じゃないかね?100Gといやあ何だよ。60sの体重だったら6000sになっちまうんだよ!6tだ!悟林ちゃんですら2tなんだから死ぬよ普通だったら」
「大丈夫、それぐらいやんないとサイヤ人に勝てっこねえもん…で、こいつはまだ飛ぶことが出来ねえの?」
「飛べるよ、もうデータは全てインプットしてあるからスイッチをポン!と押すだけで6日後にはナメック星に着く。風呂とトイレとキッチンとベッドルームはその梯子を降りて…」
「お、おじさん。何が出来てないの?」
宇宙船は飛べるし、生活するのに必要な物も揃ってるのに後は何が足りないのだろうか?
「ステレオのスピーカーの位置が中々決まらんのじゃ…どうせなら2人共、良い音で聴きたいじゃろ?」
「「そっ、それだけ!?完成してないってそれだけのことなのっ!?」」
完成していない物の正体に流石の悟空や悟林も唖然となる。
どこまでもマイペースな2人だが、ブリーフ夫妻のマイペースさには敵わないのだろう。
「それだけ…って君達、最高の音で聴くには反射とかを考えると中々難しいんだよスピーカーの位置は…」
「お、おじさん!ステレオは要らないよ!」
「オ、オラ達今すぐ出発するよっ!!」
「何をそう急
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