フリーザ編
第9話
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ヤジロベーはずかずか中に入ると、片手に持ってる布袋を軽く上げた。
「ほれ。仙豆が出来たからよ。カリン様がよ、おめえの親父に出来た7粒全部持ってけって」
「本当!?ありがとう!カリン様にも伝えておいて!お父さん、はい!」
「おう」
悟林がヤジロベーから布袋を受け取ると、悟空に仙豆を食べさせ、悟空は空中前転してベッドから床に立つと、腕と足に填まっていたギプスを粉々に砕いた。
「やったー!」
「待ってたんだこの時を!これ、界王様があの世から送ってくれたんだぜ!オラの道着!」
「私もーっ!」
悟空が道着姿となると、悟林も服を脱ぎ捨てるとサイヤ人との闘いで着ていた“魔”の文字が刷られた亀仙流の道着姿となる。
「よしっ!オラ達ナメック星に行ってくる!」
「残りの仙豆貰ってくね」
「ナ…ナメック星に…って、ど、どうやって行くつもりじゃ!?」
「へっへ〜、オラ、ブルマの父ちゃんが見舞いに来てくれた時頼んでおいたんだ!念のために宇宙船を作っといてくれって!」
「なるほど!神様のと同じ奴か!」
「ううん、お父さんが小っちゃい時に乗ってた宇宙船を改造した宇宙船なんだって、それなら6日でナメック星に着けるんだって!」
「悟林行くぞ、筋斗雲ーーーっ!!」
「それじゃあ、行ってきまーすっ!」
2人は筋斗雲に乗り込むとカプセルコーポレーションに向かった。
西の都のカプセルコーポレーションの敷地内の広い庭が見えた辺りで、筋斗雲は高度を下げ、乗っていた2人が飛び降りるとまた上昇し、青空へと消えていった。
地面に着地した2人はとりあえず周囲を見回すが、宇宙船らしき物は見当たらない。
「宇宙船ないねお父さん」
「家ん中で作ってんのかな?」
「ブルマさんのお父さんを探そうよ」
取り敢えずブリーフ博士を探す父子だが、そこにブルマの母親が花壇から声をかけてきた。
「あら?悟空ちゃんに悟林ちゃんじゃない!」
「あ、どーも」
「ブルマさんのお母さん、お邪魔してます」
「2人共すっかり元気になって、もう体はよろしいの?」
「うん、この通り」
「ブルマさんのお父さんはどこなの?宇宙船の改造は?」
自分達がここに来た理由である宇宙船の改造はどこで行われているのか、ブルマの母親に尋ねる。
「どうかしら〜。まだ何かやっていたみたいだけど……とにかくついていらっしゃいな。それにしてもあんなにチビだった悟空ちゃんが2人のパパになるなんてね〜悟林ちゃんも良い子で可愛いわ。」
ブルマの母親が悟空と腕を組み、悟林の手を引いて歩く。
「………」
「あ、ありがとう…」
「そうそう、悟林ちゃんケーキはお好きかしら?美味
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