第7話
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大岩を持ち上げ、凶暴に吠える弟に向かって叫んだ。
「悟飯!ベジータを……サイヤ人を攻撃して!!」
暴れていた悟飯が、ぴたりとその動きを止めて声のした方角を見た。
「サイヤ人を倒して…みんなで帰ろう!!」
悟林の言葉が通じたのか、悟飯は標的を絞ってベジータに向かって岩を投げつける。
悟林の傍に何とか来ていたクリリンはその様子を見て小さく笑った。
「そ、そうだよ…っ…悟飯は…半分は地球人なんだもんな…!」
悟飯がベジータに向かってジャンプした。
尻尾が重力で下に垂れ下がり、そこを狙って、ベジータがクリリンの気円斬のような物を作り出した。
「くそったれーーーっ!!」
悟飯に向けて投擲され、音を立てて尻尾が切れる。
だがベジータは力を使いすぎた反動か動けなくなり、小さくなりながらも、まだ大猿の状態が続いている悟飯の体の下敷きになった。
虫の息状態のベジータは何かリモコンを操作し、宇宙船を呼び出した。
ようやく戦いが終わったのだと悟林の意識は安堵と共に途切れた。
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