第5話
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お姉ちゃんに」
「悟飯には俺の気を分けてやるから大丈夫だ。」
「そうか、サンキュー、クリリン…悟飯。悟林…仙豆だ…食え」
「う…うん…」
仙豆を口に含んで噛み砕いて飲み込むと体の痛みが引いて力がみなぎってきた。
「凄い…怪我が治った!力がみなぎってくるよ…!仙豆って凄いね…!!」
仙豆で回復した悟林は気の総量が大幅に上がった。
ナッパとの闘いで見せたフルパワーの倍以上で、今の悟林ならナッパに渡り合えるだけの気力がある。
「(え?仙豆ってパワーアップさせる効果なんてあったっけ?)」
クリリンは悟林の気の上昇に目を見開く。
悟空も娘の急激なパワーアップに驚きを隠せないようだが、すぐに疑問の答えを出す。
「(さっきまで悟林は酷え怪我をしていた。仙豆を食べて回復したらパワーが段違いに上がったってことは…悟林は酷い怪我から回復するとパワーアップするのかもしれねえ…もしかしたらオラにもそういうのがあるのかも…)」
推測の域は出ないが戦闘に関して天才的な悟空の考えが当たっていたことを身を以て知るのはもうしばらく後だ。
「(あのガキ…あのボロボロの状態からどうやって回復したのか分からんが、戦闘力が増してやがる…戦闘力4500…ナッパだけでは厳しいか…)」
ベジータもスカウターで復活した悟林の戦闘力を計測し、ナッパでは厳しいと考え始めた。
「クリリン…物凄く腕を上げたな。気で分かるぞ…」
「そ…そのつもりだったけどな。駄目だ…あいつらにはてんで通用しない。強すぎるんだ…みんなをみすみす死なせちまった…」
「悟林と悟飯も見違えたぞ…!良く修行したな!」
1年前とは比べ物にならないくらいに逞しくなった2人に悟空は父親として誇らしく思う。
「ピッコロさんが修行をつけてくれたんだ」
「で…でも僕…何にも出来なかった…」
悟飯はこの闘いでただ皆の足を引っ張ることしか出来なかった自分が情けなかった。
「ピッコロ…死んじゃったろ…もうドラゴンボールも二度と使えない…誰も生き返らないんだ…ち…畜生…」
「………」
「4人で仇を討ってやろう!悟空が加わってくれたし、悟林ちゃんも何でか強くなったんだ!1人ぐらいは何とかやっつけられかも!界王って凄え人の所で修行したんだろ!?」
「ああ、だけど奴らとはオラ1人で闘う。おめえ達は離れててくれ、巻き添えを喰らわねえように」
それを聞いた3人が驚く。
「!?ひ、1人でだって…!?い、いくら悟空だってそりゃ無茶だ!あ、あいつらの強さはそ…想像を遥かに超えている…!」
「ほ、本当だよお父さん…!」
「みんなで闘おうよ!」
今までサイヤ人の強さを見ていた3人は考え直すように言うが、悟
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