第5話
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1粒食べればどんな怪我でも全快する不思議な豆。
以前カリン塔を登って修行を完遂した時に仙猫・カリンから餞別で貰った仙豆を当時は真の効果も知らなかったとは言え空腹を満たすために使ってしまった自分に憤る。
「や…野郎〜!も…もう目が覚めやがったか…!」
「はーっはっはっはっは!手こずってるようだなナッパよ!」
「地球を…舐めるなよ…!」
何とか立ち上がるピッコロにナッパは憤りながら睨んだ。
「て…てめ〜!頭に来たぞ…!貴様だけはドラゴンボールのせいで殺せねえから手加減してやったらいい気になりやがって〜!!」
「っ…!ク、クリリン…さ…お父さ…」
「無理しちゃ駄目だ!ああ、分かってる。あいつの気だ!」
悟林は懐かしい気を感じてクリリンに伝えようとするが、クリリンも分かっているのか顔に希望が戻っている。
「ほ…本当だ…す…凄いけど懐かしい気…!」
悟飯も同様に気の正体を理解して希望を取り戻す。
「けっ!わけの分からないこと言いやがって…!」
「奴しかいない…孫悟空だ!孫悟空がやってくるぞーっ!必ずやって来ると思っていたぞ!待たせやがって!!」
「お、お父さんが来てくれる…!早く!早く!!」
「カカロットが…!?どこだ…!」
「こいつらには気配で分かる不思議な力がある…カカロットか、どれ…」
スカウターで調べると、ベジータの目が驚愕で見開かれた。
「ベジータ!こいつらの言っているのは本当か!?へっへっへ!カカロットの奴がこっちに向かってるのか!?」
「カカロットかどうか知らんが…後4分ほどでここにやって来るだろう…戦闘力5000ほどの奴が…!」
それを聞いたナッパが驚愕する。
「ご…5000だと…!?ば…馬鹿な…!そ…そいつは何かの間違いだ…」
「(確かに以前のカカロットからは考えられん数値だ…しかもここの奴らは数値を変化させられる…最低でも5000と言うことだ…)」
「くっくっく…奴が珍しく狼狽えてやがるぜ…!」
悟空がようやく来る事実はピッコロにも希望を持たせて余裕を取り戻させた。
「ナッパ!4人を殺せっ!5匹揃って手を組まれると厄介なことになりそうだ!そしてカカロットへの見せしめのためにもだ!」
「「何!?」」
「「!!」」
ベジータの命令にピッコロ達が動揺する。
「ド、ドラゴンボールのことは…!?」
「構わん!俺に考えがある!そのナメック星人の故郷、ナメック星に行けばもっと強力なドラゴンボールがきっとある!下らない噂だと思っていたが、カカロットがもし本当に生き返ったとなればあの伝説は真実だったわけだ!」
「く、くそ…!」
地球のドラゴンボールがあるからピッコロには
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