第4話
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ば…化け物だ…!」
「ま…まさか…や…奴は不死身か…!?」
「あ…あ…そ…そんな…天津飯まで…ひ…酷え…悪夢だよ…つ…次々にみんな…死んじゃうなんて……悟空ーーー!!早く来てくれーーーっ!!頼むーーーっ!!」
悟空の名を呼び、早く来てくれと叫ぶクリリンの気持ちは、多分ここにいる誰もが思っている事だろう。
「ゴクウ…?さっきから一体…待てよ…」
クリリン達の言う名前が妙に引っ掛かるベジータ。
「ぐひひひ…また1人片付いた…今度は貴様らの番だ…そっちのピッコロとか言うナメック星人だけは虫の息程度に生かしておいてやる…ドラゴンボールのことをもっと聞き出さんとな…そして最後に裏切り者のカカロットのガキ共だ」
「ラッキーだな…ピッコロ…ドラゴンボールのことあんたしか知らないと思ってやがる…」
「同じことだ…どっちにしても全員殺すつもりだ…」
「私と悟飯なんか最後だよ…」
「それにしてもこうなるとさあ…あんたが今だけとは言え味方だってのは頼もしいよ…まさかこんなことになるとはね…す…少しは勝つ自信あるんだろ?」
「ない…!」
ピッコロの言葉にクリリンと悟林は目を見開いた。
「嘘だよね…?ピッコロさん…?」
「こんな嘘など言うか…これほどまでの怪物だとは思わなかった…この前に来たサイヤ人を遥かに上回ってやがる…お前達姉弟を鍛えればどうにかなると思っていた俺の考えは相当に甘かったらしいな…」
「ねえ、クリリンさん…私達死んじゃいそうだね…」
「それ言わないでくれよ悟林ちゃん…くそぉ…俺も死ぬ前に結婚したかった…!」
「無駄話は止めろ…!地上に降りて闘うぞ!空中戦では奴の方が遥かに慣れている!」
「くっくっく…どっちにしても同じことだ…足掻け足掻け!」
3人は地上に降りると、上空を見上げる。
「はーーーっ!!」
「ピッコロさん!クリリンさん!来るよっ!!」
「「っ!!」」
「お父さーん!!」
襲い掛かるナッパに悟飯が思わず叫んだ時であった。
「ナッパ待ていっ!!」
意気揚々と攻撃を仕掛けようとしたナッパに、ベジータの声が飛ぶ。
その声にナッパは急停止し、誰もがベジータに視線を向けた。
「な、何だよベジータ…!何でやらせない…」
「まあ、そう慌てるな。そいつらにちょっと聞きたいことがある」
「何!?」
「お前達が言うソンゴクウと言うのはカカロットのことだな?そうだろ…」
ナッパは楽しみを中断させられて、少し驚いたようだが、ベジータはそんな事は全く気にせず、4人に質問をぶつけてきた。
「そうだ…!だから何だ…!」
「なるほど、やはり無線で聞いた通りドラゴンボールで生き返ったらしい
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