第4話
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「ふうっ」
「やったー!」
「流石、天津飯だぜっ!」
栽培マンがやられたことにナッパは驚き、餃子とクリリンは天津飯の勝利を喜ぶ。
「くっくっく…俺の思った通り、少しは楽しませてくれそうだ…」
栽培マンが1匹倒されてもベジータは楽しそうな笑みを浮かべるだけだ。
「ギ…ギギ…!」
「ば、馬鹿な…!栽培マンの戦闘力は1200だぞ…!パワーだけならラディッツに匹敵する…!」
「奴の戦闘力はそれを超えるんだろ。単純な計算だ」
「しかし…!そんなデータは無かったぜ!」
ベジータの言葉通りなのだが、地球は下級戦士の悟空が送られるような星なので当然住人のレベルは低い。
今まで栽培マン以上の戦闘力を持つ者のデータなどなかったのだ。
「ギ…!」
そして天津飯に吹っ飛ばされた栽培マンは何とか起き上がって天津飯を睨んだ。
「天さん、あいつ起き上がったよ!」
餃子の言葉に天津飯が振り返った直後、ベジータは片手の指を突き出し、指先から放った衝撃波で栽培マンを粉砕した。
その行為にこの場にいた誰もが驚愕する。
「「な…な…!?」」
「ベ…ベジータ…どうして…!?」
天津飯とクリリンが破壊された栽培マンを見つめながら唖然となり、ナッパもまた味方を処刑した理由を問う。
「これ以上やっても時間の無駄だ、奴には勝てんだろう。おまけにあの栽培マンは始めに奴を舐めてかかった…俺は言ったはずだ。思い切りやれとな…」
「な…何て奴だ…」
味方を躊躇せずに殺すベジータにクリリンは思わずそう呟き、ピッコロは先程の攻撃の威力に戦慄する。
「(あ…あのサイヤ人…一瞬で化け物を粉々に…何と言う破壊力だ…!)」
「さあ、お次はどいつだ?」
「貴様ら、今度ははなっから飛ばしていくんだぞ!」
「よ、よ〜し」
ベジータに促され、今度はクリリンが前に出ようとするが、ヤムチャが申し出た。
「俺にやらせてくれ、ここらでお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやりたい」
「ヤムチャさん、そんなら俺だって…」
「クリリンは一度ドラゴンボールで生き返っている。もし万が一のことが起こってしまえば二度と生き返れない。さあ!来やがれ」
ヤムチャが構えを取ると、栽培マンの1匹が前に出た。
「へっ、調子に乗りやがって」
「見せてやれ!栽培マンの本当の恐ろしさを!」
「ギ!」
向かい合うヤムチャと栽培マン、先に動いたのはヤムチャだった。
高速で移動し、栽培マンもそれに続いて高速で移動した。
「き、消えた!」
「馬鹿め!高速で動いているのだ!気の動きを良く感じてみろ!お前以外は皆見えているぞ!」
「少しずつ慣れ
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