第二章
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って来た、マルドゥクは早速席に着きどちらも口にした。そうして言った。
「さて、それではだ」
「再びですね」
「働く、今度は会議だ」
「会議ですか」
「神々のな、それをしてだ」
そしてというのだ。
「世界を治めていくことをな」
「定められますか」
「そうしよう」
「わかりました」
「神は休むことはしない」
マルドゥクは毅然として言った。
「この世界の全てを想うが故にな」
「休まれずそうしてですね」
「働く、ではな」
「これからも」
「そうしていこう」
こう言ってであった。
飲み食べ終えたマルドゥクは席を立ち神々の会議に赴いた、そうして世界の為に働くのだった。自分が創り出したものを愛しているが故に。
世界への想い 完
2021・8・13
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